月別アーカイブ: 2014年10月

こたシャツ。

こたシャツ

例のこたシャツのリメイク話。

こたシャツ

9月の祝日にあるじ母とふたりで
午後いっぱいかけて裁断作業。

こたシャツ

本当は手縫いの見本と縫い方のコツを
教わるところまでいけたら、
自分でフィニッシュするつもりだったんだけど、
残念ながらこの日はタイムアップ。

早くあるじ母を返してあげないと、
あるじ父が飢えちゃう。

並び決めるところまでどうにかやっつけて、
続きはやってきてあげるわーと
あるじ母が持ち帰ってくれた。

こたシャツ

そして10月1日。こたろうの四十九日に
仕上がったものを持ってきてくれた。

わー、かわいい。

こたシャツ

10日間程ここで寝かせておいて、
今日の夕方、注文していたフレームが
やっと届いた。

しかーし、

こたシャツ

そこまで安物じゃないつもりだったけど、
裏板が「板」じゃなくてボール紙だったり、
中敷が完全に段ボールカラーだったり、
表面のアクリルが思ったより頼りなくって
中身がずれ放題だったりと、
まだまだ調整の余地あり。

メーター売りの厚手のフェルトとか買って、
ベースに敷いたら滑り止め効果で
よれも防止できるかなぁ。色も選べるし。

なんだかゴールが遠そうだったので、
中途半端だけどお披露目しちゃった。

しかも、3枚目から写真もだいぶ暗いね…。

完成形はまたあらためてってことで。

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てなわけで、公開・非公開にて形見分けの
ご要望いただいたみなさん、すみません。

あの時点でもう「時すでに遅し」でして、
結果、全部あたしのものになりました。

 

生きる。

お皿洗いながら、
洗濯物干しながら、
床クイックルしながら、
夕陽見送りながら、
あるろぐ。更新しながら、

こたろう、あたし頑張って生きてるよ。
って何回も無音で唱えてる。

若い頃はなんにも考えず生きてて、
こたろうが来てからも
なんにも考えず生きてて、
こたろうが病気になってから
こたろうのことばっか考えて生きてて、

こたろうがいなくなって、
なにを頑張ればいいかわかんなくなって、
最近になって、たぶん生まれて初めて
1日ちゃんと生きるってことを頑張ってる。

こたろうが見ていたあたしらしさ
みたいなものを維持しながら生きるって
どういうことなんかなーって考えてる。

こたろうは、人を変えるなぁ。

Gちゃん

明日はこたろうが全力で片思いした
Gちゃん♂の一周忌。

当時のこたろぐを読み返したら、
どうやらこたろうはそのことを
察していたような様子。(2013/10/10

あたしは翌日それを知って、
こたろうもGちゃんのおかーさんに
会えたあとにようやく落ち着いた。

犬同士の関係ではよく聞く話だけど、
あのぼんやりさんのこたろうですら、
ちゃんとお別れを感知できてて、
あぁしっかり犬だったんだなーと感心。

あたしも大っ好きだったGちゃん。
絶対こたろう真っ先に会いに行ったなー。

んで、きっと返り討ちにあったなー。

Gこた

Gこたのツーショットはっけーん。

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たまたまだけど、
うちではあの日のこたろうを
遺影にしてるんだー。

 

片寄り。

あるじ姉がこたろうのパドックに
障害物として放り込んでくれた
お下がりのクッション達が裸のまま。

お古だから捨ててもいいと言われたけど、
そういうわけにもいかない。

いい加減カバーを着せてやろうと、
とあるネットショップで物色。

ピンとくるものはなかったけど、
とにかく種類だけは多かったので、
全種に目を通すだけでひと苦労。

まずは適当にピックアップしてから
あとで絞ろうとザザっと巡る。

拾い終えて、いざ並べてみたら、

没セレクト

びっくりした。

我ながら視野狭すぎ。
ドン引きの没セレクト。
地味すぎてなんだか真っ黒け。

あかーん。仕切り直しやーと
もう一巡して再選択したのがこれ。

候補

ふぅ。

単体目線の好みは封印して、
部屋に置いた印象のみを重視。

結果、こうなった。

クッションカバー

どこかで見覚えのある風の分かれ道と
先日の「色の話」の流れから、
迷った時の黄色さん。

どちらかが在庫切れだったとかで
2週間も待たされた。

ふぅ。

リネン系は肌触りに当たりはずれがあるし、
某C国の縫製との記載に大冒険はできず。

ひとまず2枚だけにしてみたけど、
結果そんなに悪くなかった。

お魚さんもかわいいから
もう2・3枚追加してもいいかなー。

 

長らくこたろう関係でしか
買い物を楽しんでこなかったため、
何にどうお金を使っていいのか
彷徨っている感ありありの今日この頃。

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今夜は皆既月食。
今まさに食われとります。

 

会食。

お好み焼き

昨晩あるじ姉からメール。

明日のお昼はお好み焼きー。粉持ってくー。
卵とキャベツと豚バラとソースあるー?

ソース?買った覚えないな。
いや、待てよ。

ある。
前にあるじ母が置いていったやつ。

すごーい。うちのくせに、なんと全部ある。
さらにかつおぶしとお梨さんもおるー。えへん。

マヨはまずなかろうと
ミニマヨを買ってきてくれた。

具材持ち寄りのお好み焼き。
すごくいい感じに焼けた。

本日のこたメシももちろん同じお献立。

こむぎ

さて、右からこむぎ。

あるこむ

左からこむぎ。

うーん、見とる。見とるなぁ。

あるこむ

あげちゃう、あるじ。

踊るかつおぶしと咀嚼済みのお梨さん。
(こむぎは果物の消化がヘタなので)

ちなみにこむぎがジャンスカに襟巻きという
おかしな出で立ちなのはあるじのせい。

おまえこれ入るよなとこたろうのんを
試着させたままだっただけで、
決してあるじ姉のセンスではない。
くれぐれも。

 

日中は部屋もベランダもサンルームか温室か
ってくらい暑くて、まだ窓全開なのだけど、
姉こむの見送りがてら玄関を開けたら、
建物北側の外気は涼しいを通り越して寒かった。

前住人談として不動産屋から聞いていた、
ここは夏涼しくて冬ぬくぬくだよ話は
もしや大げさではないのかも知れない。

単独越冬の険しい道に光が差した気がする。
わっしょい。

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晩のこたメシはお土産でもらった
ハムカツとあじフラーイ。揚げもーん。

 

雑記。

つい3日前は真夏日だったのに、
昨晩はさぶかった。

寒いの苦手なあるじさん。
ご自愛くださいね。なんて
みなさんに言ってもらっていたのに、

鼻出た。ずびずばだった。
すぐに葛根湯飲んだ。

あるじ家の思い込み三大薬のひとつ。

ひとつ目はあるじ父のロキソニン。
あちこち痛いイタいと言ってた時に
これは絶対薬だと信じ込ませたら、
魔法のように効いたらしく、その後も愛飲。

ふたつ目はあるじ母のセイロガン(糖衣)。
いつでもどこでもなにがあっても効くらしい。
外出するとすぐ調子を崩すので、常に鞄の中。
もはやお守りだと言っていた。

そしてみっつ目はあるじの葛根湯。
鼻がぐずったらとにかくかっこん。
ひき始めならこれで大丈夫と信じて疑わない。
ごはん食べて飲んで寝たら朝にはすーすー。

やっぱり今朝もすーすー。

てか、台風去ったら急に暑なったなー。
なにやら夏日越えだったみたいで、
我が家の窓全開生活も再開。ホクホク。

早速カーテン洗ってみたよ。

はかり犬

こたメシで長年活躍したはかりも
今やホコリをかぶり始めている。

つぶあん

お昼ごパン。

こんな袋物を食べちゃうと誰かさんに
すーはーさせたくなっちゃうねー。

日差し

真夏には差し込まなかった日差し。

こんなに深いところまで
日だまりができるようになってきた。

はぁ、真冬のぼっこ。
一緒に楽しみたかったなー。

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あるこた。

あたしは「こたろう君のおかーさん」とか
「こたちゃんのママ」と呼ばれるのが苦手。

そもそも母になった覚えもないし、
こたろうのことを母感覚で
見たことがないから。

血管肉腫以降、この世の後半戦、
あたしはこたろうを最優先にしてきたけど、
育てたつもりも母性を感じたこともない。

あたしとこたろうは家族だったけど、
うちの子と表現することもあったけど、
決して親と子ではなかった。

対等を目指してたわけじゃないけど、
なんとなくお互いがそれぞれ自由に
したいことをしたいようにしていた。

あたしが外出しないのはこたろうに
留守番させるのが可哀相だからではなく、
単に家が好きだから、出不精だから、
ひとりで出かけるくらいならこたろうと
いつも通りにしとこーってだけだった。

結局1日なにをするでもなく、
こたろうはひとりで寝まくっていて、
あたしはひとりで画面ばかり見ていて、
やり取りするのは散歩とごはんの時くらい
なんて休日は数えきれないくらいある。

無意味に呼んだり撫でたり抱いたりする
習慣もなかったから、こたケア以外
あたしが自分からこたろうの身体に
触れるってことも少なかったと思う。

うちはこたろうが寄ってくる役で、
あたしがそれを受ける役回りだった。

仕事中も休憩中も就寝中も
こたろうが自分の都合でタイミングで
あたしのおケツに腹に足に脇の下に
勝手にくっついて勝手にのぼって
勝手にはまっていた。

こたろう

あたしは自分の体勢が辛ければ、
こたろうがどうこぼれようと好きに動くし、
ひざの上で気持ち良さそうに寝てるから
トイレにもいけない。なんて気遣いも
ほとんどしてこなかった。

それくらいがちょうど良かった。

疲れるから、汚れるから、危ないから、
面倒だから、他人の目があるから、
そんな理由でこたろうの好奇心を
邪魔するのも違うと思っていた。

エンドレスなプールも、地域猫との絡みも、
段ボールファイトも、買い物袋の確認も、
雷や雪への興味も、みんなそう。

いいよ、好きなだけやりな。と言うと
途端にキラッキラな顔になって、
それはそれは楽しそうだった。

見てるこっちの方が嬉しかったから、
これを対等というのもどうだろう。

こたろうはどんなに遊びたくても
散歩に行きたくてもおなかが空いてても
仕事の邪魔だけはしなかったし、

あたしがぶちぶち言ってたら、
困った顔で眉毛ハの時にしながら
傍で静かに聞いていてくれたし、

丸っとすべてを受け止めていたのは
こたろうの方だったんだろうな。

 

平常モードでなくなったこたろうと
向き合っていたあの期間の感覚への慣れと、
最後のひと月こたろうに無理をさせた
頑張らせ過ぎたという思いもあって、
あたしはしばらく居もしないこたろうに
気をつかってしまっていたらしい。

残ったドライが切れてからも、
自分は朝食を摂る習慣がないのに、
なにかしら朝のこたメシを用意してみたり、
自分の食事をこたろうに分け忘れたくらいで
あーあ。と思ってみたり。

だけど最近になって、
あれ?自分ってこんなんだったっけ?
って気づけるようになってきた。

朝イチにこたろうの水を変えるの忘れたり、
半日こたメシに供えるものがなかったりしても、
ああ、ごめんごめん。忘れとったわ。
あたしも食ってないんやし、そこはつき合えやー。
って言えるようになってきた。

そうだったそうだった。
長いことうちらこういう関係でやってきたわ。
そんな感覚が戻ってきた。

こたメシ

もしあたしのこと見えてたら、
こたろうかゆかっただろうなー。

いやぁ、らしくなかったわー。

 

おまけ。

こたキャビン

です。

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うわー、長なったー。

 

納骨。

こたキャビン

ちょっと気乗りしなかったけれど、
このままもっと冬めいてきたら
さらにやる気がなくなるだろうから、
早速、おほねさん用の小部屋をあけてみた。

ひとまずサイズ感を確認してみよう。

ジャストサイズ

いい具合。
まるで最初から決まってたみたいに。

だけど違う。

このキャビネットは
こたアイテムの格納を細かく計算して、
図面を送って作ってもらったもの。

ここはこたぺポットのための
スペースだったはず。

トイレットペーパーホルダーの扉が
まさかこんなに早く納骨堂になるとは。
いやはや。

ボンボンセーター

仕事椅子の上でこたろうがよく
抱きついていたおまくカバーを敷いて、
あるじがお気に入りだった
ボンボンセーターを着せてみた。

いいとか悪いとか知らんけど、
あたしがよければそれでいいのさ。

地震対策にこた毛の瓶詰めを
角かどに挿入してみたら、
これまた計算されたように、
これでもかとぴったしガッチリ
六角の骨壺入れを支えてくれた。

納骨

殺風景にならない程度に、
お仲間さんを足して納骨完了。

これでほこりケアは万全だけど、

お互い馴染むまで、
ここはまだちょっと、
開けとこうかね。

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