ちょっと気乗りしなかったけれど、
このままもっと冬めいてきたら
さらにやる気がなくなるだろうから、
早速、おほねさん用の小部屋をあけてみた。
ひとまずサイズ感を確認してみよう。
いい具合。
まるで最初から決まってたみたいに。
だけど違う。
このキャビネットは
こたアイテムの格納を細かく計算して、
図面を送って作ってもらったもの。
ここはこたぺポットのための
スペースだったはず。
トイレットペーパーホルダーの扉が
まさかこんなに早く納骨堂になるとは。
いやはや。
仕事椅子の上でこたろうがよく
抱きついていたおまくカバーを敷いて、
あるじがお気に入りだった
ボンボンセーターを着せてみた。
いいとか悪いとか知らんけど、
あたしがよければそれでいいのさ。
地震対策にこた毛の瓶詰めを
角かどに挿入してみたら、
これまた計算されたように、
これでもかとぴったしガッチリ
六角の骨壺入れを支えてくれた。
殺風景にならない程度に、
お仲間さんを足して納骨完了。
これでほこりケアは万全だけど、
お互い馴染むまで、
ここはまだちょっと、
開けとこうかね。