手馴れ具合。

手馴れ具合。

凪が理解できるようになったコマンドは
マテとヨシのふたつ。

しかもマテは目の前に差し出された
食べ物に対してまだ口を開けるなという
意味合いでしかないので、行動を制御する
やめい止まれいの「待て」には耳を貸さない。

凪

考えてみるとヨシも同じか。
完璧と言えるのは「食え」のヨシだけで、
「行け」とか「来い」の用途じゃ
意味をなさないだろうな。

オスワリももちろん無理。
今はまだ人の近くで座り込めるほど
余裕もないので、ごはんもおやつも褒美も
くわえたらすぐ逃げる前提で受け取る。

座ることを強要されるくらいなら
食べるの我慢します。みたいなことに
なるから今はまだ時期尚早。

オテに関しては言うまでもない。
こんなものは最終目標だくらいに思っている。

凪

まだまだ今はしつけうんぬんの段階でなく、
「この人の言うこと聞いてやってもいいかなぁ」
と査定していただくための初歩ステージ。

スピード上げてもっとどんどん厳しくやったら?
とヤキモキする人がいるかも知れないけど、
うちのルールブックはあるじなので、
我が家らしくゆたゆたやろうと思う。

凪が自分の抱えている傷の要因と
これからの生活を切り離して
考えられるようになるまでは
えらそうな飼い主面はしないつもり。

凪

凪はうちの環境には随分慣れてくれて、
ただ過ごす分には何の問題もない。

吠えなし、粗相なし、イタズラなしの
留守番上手で家人にも客人にもご近所にも
迷惑をかけることはまずない。

よって「ダメ」とか言う機会もないので、
覚えさせようがない…いいのか悪いのか。

ただ、環境に慣れることと、
人に馴れることは全くの別物らしい。

急に動くこと、近づき過ぎること、
触れようとすることを極端に嫌う。

凪

無理矢理モシャらせてもらうことは
多少出来るようになったけど、
我慢できる箇所できない箇所には
ぱっきりラインを引いている。

しかもその線が非常に見えにくい。

ある部分まではかなり荒めにガシガシ
わしゃわしゃしても耐えられるのに、
凪が引いた線から先は触れる前から
ぎゃんぎゃん暴れて血走っている。

手足がダメなのはわかるんだけど、
頬はいいがその流れでのアゴは嫌とか
左肩はいいが右肩は嫌とか。
うむーむずかしい。

心臓の血管にひらりやんも飼っているし、
激しい抵抗で負担はかけさせられない。

凪

とにかく今は
「あたしは大丈夫なヤツですよー」って
じんわり根気よくお伝えしてゆくの。

んでもう悪夢で飛び起きたりしなくなって、
室内リードなんか要らないねーってくらい
大丈夫なヤツって思われたら、次進む。

も少しお近づきになれたら風呂入れたい。

保護されたまんまのわりにきれいだし、
匂いも全然しないから
一刻も早く洗いたいってわけじゃない。
単に早く濡れ凪見たいなーと。

ドライヤーとか有り得なそうだから、
自然乾燥でイケる時期になったら
頑張ってもらいたいところだねぇ。

 

本日の収穫。

リードをぐいいーっと引き寄せて、
タラジャーキーを与えつつ、
外耳炎のチェックとデコ撫で。

噛んでる間はリードを離しても逃げず。
食い終えるとスーっと消えるが。

外耳炎もきれいにおさまっている。

ついでに桜吹雪も春風によって
どえらいことになっていて絶景っす。

いろいろ満足。

 

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