あるじの半年。
- 2015.03.26
- あるじ
こたろうが逝ってしまってから
ふわふわしてソワソワして
地に足がついていない感じだった。
仕事も全然手につかないし、
食べる事にも眠ることにも
ちっとも興味がわかないし、
こた♂ろぐの更新をやめてからは
日常の全部がそれまでとは違っちゃって、
とにかくすべてがうわのそらだった。
2008年血管肉腫を患った夏から
いつかこたろうのいない世界で
生きることになるんだと
現実的な覚悟もたくさんしてきたし、
どう生きるか考えたこともあったけど、
なんか全然ダメだった。
ひとりになってから
仕事が忙しくなったり暇になったりしたけど、
忙しくなればなったで
なんのためにこんな必死で働くのかとイラつき、
暇になったらなったで
自分からこたろうと仕事をとったら
なにひとつ残らんなと自滅。その繰り返し。
こたろうの眉毛がハの字にならないように
最低限の生活だけはキチンとしよう
と思ってやってきたけれど、
それをこなすのはあくまでもノルマで、
自分のためには何をどうやり切っても
楽しいとか嬉しいとか思えなかった。
こたろうと暮らしている時には
なかなか手を出しづらかったことなんかを
色々試せばよかったかも知れないけれど、
結局なんにもやらずにきたな。
これまで帰省も海も雪山も日常の散歩も
「こたろうが笑うから」だけが出かける理由だったし、
出不精な上に衣食に対しても執着ないから、
美味しいものを食べにわざわざどこかへとか、
散歩用じゃないおよーふくが欲しいわとかもないし、
切り替え方がわかんなかった。
救える命は救わなければと思いつつ、
こたろうの生き様を間近で見過ぎたせいか、
自分まで燃え尽きた気になって動けなかった。
だけどこの半年で自分は自分だけのためには
頑張れないってことがよーくわかった。
やり甲斐とか生き甲斐とかに値する対象って、
自分の外にあるんだなーって痛感した。
元々猫派だったからここはひとつ猫さんを
とも思ったけど、周囲の全員から反対されて断念。
その理由は欠落した社会性が一層ひどくなるだとか
ワンコじゃないと一緒に散歩にできないだとか、
猫さんの通院は大変だとか色々。ごもっとも。
そうしてこたろう6回目の月命日に
意を決してようやく行動。
預かりさん宅出身の「もう既に良い子」には
きっと家族が見つかりやすいだろうと、
直接センターを見学させてもらうことに。
思い立った3日後にセンターに行った。
この半年、こたろうにはずっと
「まだかまだか」ってせっつかれていて、
この時やっと「よし」って言われた気がした。
つづく。
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あるじさん
はじめまして。凪くんのブログを偶然に見つけ、なんて可愛い子だろうと読んでみました。
写真も綺麗でとても読みやすく、面白いブログで、あるじさんのお人柄を感じました。
そこで、最初から読み始めています。ここまで読んで、思わず涙… コメントを残さずに
居られません。
数カ月前に最愛の子を亡くし、あるじさんのおしゃっていることが自分の事の様に重なります。
仕事が忙しく、職場を出たら、父から亡くなったとの連絡が入り、腕の中で逝かせることは
できませんでした。他に保護犬を2匹飼っていますが、最初の子だったこと、犬と暮らす
素晴らしさを教えてくれた子だったこともあり、特別な子でした。
今、もう一頭、保護犬を迎えようとしています。かなりの高齢でフィラリア強陽性という
ことで、凪くんが行った治療を開始したところだそうです(その関係で調べていましたら
あるじさんのブログがあがってきました)。
凪くん、まだ現在の状況を読んでいませんが、ワクワクしながら読み進めています。
治療についても参考にさせていただきます(早くそこにたどり着かないと!)。
そして現在まで追いついたら、今度はこたろう君のブログを読ませていただいますね。
あるじさん、凪くん、こんにちは。
ワタシもそうなんです。同じ気持ちでした!
とはそれぞれに強い思いがあるだろうから言えませんけど…
>やり甲斐とか生き甲斐とかに値する対象って、
>自分の外にあるんだなーって痛感した。
ほんとうに共感しました。
先住犬が旅立ってから1年。
何の為にワタシ仕事してるんだろうって思ってました。
今は3わんこさんと暮らすことができて
この子達のためなら頑張れる。なんでも出来ると楽しんで
生活してます。
凪くんが大きな存在になりましたね。
まだまだ大変でしょうがめいっぱい楽しんでくださいね。
あるじさん。こんにちは^^
半年間のあるじさんの想い。
こたちゃんへ。
自分へ。
まだみぬ宝へ。
見つめていた事を感じ取ろうとすると
胸がいっぱいになります。。。
こささんのコメントにも旨が詰まります。。。
同じ宝を喪った方に
これから、訪れる私に
勇気と勇気のもとを
あるじさん、下さいましたね。
ありがとうございます。
あるじさん、凪さん、こんにちは。
凪さんの表情が日々優しい顔つきになってきたなぁと
毎日ほっこりしています。
会うべきして家族になった凪さん、こたろうくんも見守ってくれてるから
あるじさんにもっともっと甘えちゃえ~~っと画面に向かって呼びかけてます。
今日も心をぐっとつかまれてます。
私も足元で寝るわが子が毎日笑って過ごせるようにがんばります。
あるじさんとこたちゃんとの関係は
こた♂ろぐ完結。にすべて凝縮されている
と私は思いました。
だから、あるじさんのその後が心配だったし
どのようにして前を向き、進んでいくことができるのか
目が離せませんでした。
あるじさんの半年は、きっとあるじさん自身でしか
わからないのかもしれませんが、
こた♂ろぐ。でコメントされた方々のひとりとして
会うことのない応援団のひとりとして
「あるじがんばれ…。」を心の中で言っていました
自分の為にはがんばれないけど
ほかの誰かの為なら、がんばれる。
それがあるじさんの生きる道。
心の中を話してくれてありがとうございます。
つづき、待っています。
あるろぐを拝見していた間に感じていた「丁寧に生きてらっしゃる」感覚は、あるじさんの生きようという必死さを感じたからなのかなって、勝手に思いました。
私は、こたろう君のことを見守っていたバンブーの辺りに、こたろう君の気配を感じる気がします。命のあるところに命がそっと気配を残している、みたいな。
そこから凪君を今ゆるゆると目を細めながら見守っているような。
写真の配置やあるじさんの編集のおかげなのかもしれないけれど、そこにこたろうくんと凪くんが一緒にいるように見えて仕方ないのです。
勝手な妄想です。ごめんなさい。
しかも何を言いたいのか分からない文章でごめんなさい。
今
あるじさんの心の叫びしっかり受け止めています
誰かのために
誰かの役に立っている
その実感こそが生きる糧に
おくがましいですが
私もあるじさんとおなじです
あるじさん おはよう。
こたろうくん あるじさんのこと 全てお見通しだったかもね。
すごいこだよ、ほんと。
つづき 待ってますね。
あるじさんいろいろな気持ちの中の
半年間だったんですね。
他の方も書いていらっしゃいましたが
あるじさんが凪くんを家に連れてきて新しい家族に
迎えたことをよかったと思いました。
凪くんのいろいろな写真今日もありがとうございます。
あるじさん、この半年間のこと
書いてくれてありがとうございます。
当時の気持ちを文字にすることによって、
辛くなったりしませんか?
もしそうなったら、
続きは一旦休憩してくださいねっ
バーチャルではありますが、
あるじさんが辛いときは共有して
少しでも軽くなればと思いますし、
嬉しいときも共有して
あるじさんの喜びを大きくできればな、
と思っています。
ここは、そんな思いの方々ばかりなので
新参者のわたしですが、
ホントにあたたかな場だと痛感しています。
こたちゃんがきっかけを作ってくれた、
こたろぐ、あるろぐ、そしてなぎろぐ
改めてこたちゃんは、わたし達にとっても
ものすごく大きい存在、尊い存在ですっ
こんばんは。
胸がきゅーっとなる本日のナギログでした。
コタさんに対する思い….救える命のこと
やっぱり、あるじさんの生き様とブログ日記が
とても好きです。
また明日を楽しみにしてます。
誰もが良い子を求める中
センターの手付かずの子を求めるところが
あるじさんは素晴らしいです。
思ってもなかなか出来ない事なんですよ。
私は、あるじさんはワンコとの生活に燃え尽き
次の子って考えは持たないのではって思っていたので
凪の顔を見た時は、本当に嬉しかったです。
あるじさんは、きっと手をかける事が面倒って思わず
尽くせるタイプなんでしょうね。
こたちゃんのヨシのサインばっちりだよ。
あるじさん、こんばんは。
こたろうくんが
いなくなってから半年間の
いろいろな思いをありがとうございます。
『自分は自分だけのためには頑張れない…』
この殺伐として
自分の事しか考えられない時代に
誰かのために頑張るって素晴らしいですよね(^ー^)
やっぱりあるじさんは
わんこら生活が似合うと思いますね(笑)
あるじさんが
猫派だったとはびっくりでした。
勝手に自分が犬派だって
決め付けてただけかも知れないですね(笑)
ちなみに自分は猫派です(^ー^)
今日も、ありがとうございます(*´∀`)ノ
あるじさん こんばんは
あるじさんの半年は 私なんかが 計り知れない
日々だったのでしょうね
こたろうが笑うから…
そうですね
そうですね
ワンを愛して暮らしてるものなら
皆が通らないとならない ワンとの別れ
怖いです
また
続きの更新お待ちしてます
あるじさん、こんばんは。
こたちゃんがいなくなってしまってからの、あるじさんの葛藤や喪失感を思うと、何も言えません。
抜け殻のようになってしまったのですね。
きっと、こたちゃんからの見えない後押しもあったのでしょう。この間のお写真のような優しい顔で、よしって声かけてくれたのでしょう。泣けちゃいます。
凪さんとの出会いも必然的だったのでしょうね。
続きもゆっくり待ってます。
あるじさん、今日もありがとうございました。
あるじさん、こんばんわー
やっぱり、切ないな。。。。
でも、レオンのかあちゃんさんがおっしゃるとおり
凪くんとは、出会う運命だったんだと思います
こたさんが、仕組んだ⁉︎。。。としたらすごいけど!
凪さんてば、どんどん、お顔がゆるゆるになってますね
素敵な家族⭐
お散歩、楽しみだなー
あ!忙してません、凪さんの都合のよいときで〜
この半年間こたろうくんは、あるじさんを温かく見守っていたのですね。あったかい愛情にほっこりします。きっとこれからこたろうくんは、あるじさん、凪さんを見守っていくんだろうなぁ〰〰〰。こんの深い愛情あるんですね。私も、サスケと頑張る
凪さんは鏡に興味があるのかな?
それともただのお散歩の練習かな?(笑)
日当たりのいい温かいお部屋で
わっせわっせと歩き回ちゃったから舌が出ちゃったね。
フランケンこたさんが己の勇姿を確認するように
興味のなかったその姿見を覗き込んでいた姿を思い出しちゃった。(涙)
壮絶な生き様を目の当たりにしたから
『生きる意味』にぶち当たっちゃいましたね。
”生活すること”と”生きること”は別物。
生き甲斐の対象が内なのか外なのかも人それぞれなんでしょう。
たった半年で自分を見つめ、気付き、
そして何より行動に移したあるじさんを凄いと思います。
『まだかまだか』と急かしながらも見守り続けたこたさん。
現実の世界で見守りながらそっと力を貸して下さったご家族、ご友人、社長さん。
周りの人の支えがあったればこその半年だったのでは?
凪さんと出会い、
新たな生き甲斐を抱えることになったあるじさんの
心の内をお話いただきありがとうございます。
つづき 楽しみにしてます。
あるじさん、こんばんわ。
なんか今の私の気持ちを表してくれているような記事、うるうるしちゃいました。
昨年の6月に12年と5ヶ月を共に過ごしたワンを亡くし、あまりにも辛くて燃え尽きてもう飼わないと思っていました。
ワンと一緒に歩いた道も歩けず、何かというと彼を思い出し涙が溢れて止まらない毎日を過ごし、とんでもなく不健康な日々を漫然と送っていたんです。
脱け殻ですね、ただ食べる家事仕事寝るというノルマをこなしてるだけの。
でも最近、暖かくなってちょっと外に出る機会が多くなって思い出したんです。
ああ、彼と歩いてた時は季節の移り変わりをちゃんと感じられてたなって。
風の匂い、草花の芽吹き、お日さまの暖かさ。
春なんだなって思ったら、彼と過ごした楽しかった日々をやっと思い出したんです。
病気だった日々はたった8ヶ月。
健康で過ごせた日々はその何倍もの時間です。
自分ひとりじゃ自分の管理さえ容易じゃない。
ワンがいないと自分が自分でいられない。
楽しかったんだよなぁ、毎日が。
そう思ったら次の仔を迎えたいって気持ちが湧いてきたんです。
彼の遺していったものを大切に新しい仔に伝えて行きたいなって。
もう少ししたら動き出そうと思ってます。
こういう気持ちなれたのもこたろぐ、あるろぐ、なぎろぐのおかげです。
あるじさんに感謝、こたさんに感謝、凪さんに感謝。
ありがとうです。
こんばんは、あるじさん、
胸が詰まりました
言葉になりません
続き、静かに待ちます
あるじさん こんばんは
それまでこた君のために生きてきた あるじさん
密な暮らしをしてきたからこそ その後の燃え尽き感等 さぞ辛かったと思います
『この半年で自分は自分だけのためには頑張れないってことがよーくわかった。』
『やり甲斐とか生き甲斐とかに値する対象って、自分の外にあるんだなーって痛感した。』
半年の間凪くんを迎えるまで あるじさんが感じられた上の言葉
心にズシーンときました
そして
『この半年、こたろうにはずっと 「まだかまだか」って責付かれていて、
この時やっと「よし」って言われた気がした。』
一昨日のこた君の写真が目に浮かび 涙が出ます
凪さん、あるじさん、こんばんは。
あるじさんの半年。 タイトルを見て、読み始めて、すぐに背筋が
伸びる思いで読ませていただきました。
あるろぐ。の向こう側であるじさんがどんな半年を過ごしてこられたのか。
まだワンさんと暮らしていない僕にとって、大切なことがいっぱい
含まれていると思います。続き、待っています。
そして凪さん。いい天気でそのお部屋はあったかいからかな?
舌が見えてお茶目な表情にも見えるよー♪ なんか白黒の男前が
いてはったん見えたかな(笑)?どんどんのびのび過ごせるように
なってそうやね(喜)
あるじさん、今日もありがとうございます(感謝)
猫さんは 却下でしたか
まぁ猫さん居たら こむぎちゃんが 来れないだろうなぁとは思ったの
猫さんは手が掛からないしね
あるじさんは 尽くすタイプですよねぇ
どんなに手が掛かろうと それを喜びと感じちゃう ある意味貴重な人
誰かに必要とされる事を生きがいに出来る人
凪君とも 出会うべくして出会ったのでしょうね
続きが楽しみです
こちゃんは あるじさんを選んで来てくれた感じだけど 凪君は あるじさんが選んだわんこさん
いつも 素晴らしカメラ目線です
今日は日当たり良すぎて 何回もゲージに水飲みに行ったかな
明日はもっと温くなるらしい 桜もいっきに 咲くかしら
今年の花見は無理でも 来年には一緒に桜見に 散歩しようね
あるじさん。痛いほど気持ちが解ります。。。
勝手に共感しているだけですが同じ気持ちすぎて、胸が クゥッ~~ってなりました。
人は自分の為だけに生きていけるほど強い生き物ではないっていいますが、まさにそうですよね。
私たちに生き甲斐と喜びをくれるパートナーに今さらながら感謝…と私たちの身勝手に振り回される子達が少しでもいなくなりますように…そして家族になってくれた凪ちゃんと、素敵な行動を起こしたあるじさんにこれからの有り余る幸せを☆☆☆
色んな葛藤の中 生活されてたんですね。
軽々しくわかる!って言いたくない。
私が思っている以上のどうしようもない気持ちだったのですね。
切ないなぁ
切ないなぁ
切ないなぁ
おかえり。おかえり。お帰りなさい。
やっと 少しずつ戻ってきたのですね。
凪さんと一緒に 少しずつ少しずつ
楽しんで生きましょう。
あるじさん こんばんは。
あるじさんとこたくんが一心同体であったことはよく
わかっていましたが,
今日のコメントで私が思っていた数倍の状態であった
ことを改めて確認できました。
あるじさん,今日も有難うございました。
つづくとあったので,次のコメントが待ち遠しいです。