ウンの話。

ウンの話。

凪の健常時のベストは
1日大1、小4(屋内2:散歩2)。

排泄回数の話だ。

アジソン病由来の多飲多尿で
多少条件がゆるんでもせいぜい
大2、小6が平均値だったのだが、
ここ数日はあら大変。

毎日大5超えの血便祭りなのだ。

 

片パンダ犬の暮らし

凪はまったく強がらない犬。
弱っている時に底無しの弱々しさを
見せつけてくる犬になった。

相変わらず呼んだり触れたり
直接的な要求は絶対しないけど、
夜中であっても早朝であっても
行ったり来たりの落ち着かない足音や
ハヒハヒと荒い息づかいを駆使して
「おなかイタイよ」「トイレ行くよ」と
どうにかこうにか伝えてくる。

つまり「ついてくるよね?」なのだ。

 

片パンダ犬の暮らし

普段トイレを失敗することはないけど、
腹痛時の大だけは動き回ってしまうので
トイレの一歩手前の床がトイレになる。

凪は勝手によくできた子なので
そこにシーツを一枚広げておけば、
なんとかそこを目掛けて
用を足そうとしてくれるんだけど、
なんせ血便&粘膜便というものは
コントロールが効きにくく
いつまでもポタリポタリ。

場合によってはくるくるしながら
うっかり踏んだりもする。

そういう小さなミスを何度となく
ゴシゴシされているうちに、

Pの時はもうハナから見守っていたまえ
なにかあればその場でフォローすべし
と行き着いたらしい。

 

片パンダ犬の暮らし

見てる?見ててね。的な
アイコンタクトののちに
トイレに向かう。

そして凪の足ぱたぱたに合わせて
あたしが背後からシーツの位置を
コントロールする。

終わりぎわを見極めて、
締めの身震いをしてしまう前に
そっとオケツまわりを拭きあげる。

そういった連携で
床の大惨事を免れながら
P祭りの日々を過ごしている。

ぜんぜん苦にはならないし、
むしろよく頑張ってんなー
ひとりで耐えてんのえらいなー
健気だなー協力するよーって
思いしかないんだけど、
就寝時間帯にピークがくる日は
やっぱり眠い。

そしてこれが続くと
外出がままならない。

もう我が家にはお茶と米と
調味料しかないので、
今日は意を決してまとめ買いの
ハシゴに出かけてみた。

写真はおかえりわっしょい明けで
バッチリ笑う犬になってます。

そして留守中の床は無事でした。