女帝と天然。

女帝と天然。

こむ姐さんお怒り。
なんだかとってもご機嫌斜め。

 

なぎろぐ 凪

おかーさん不足のイライラを
放出する対象はもちろん格下の凪。

 

なぎろぐ 凪

ちょっとーあたしのばぁばと
気安く遊ばないでよーっ!

今あたしがばぁばのお膝で
まったりしてたんだからぁーっ!

 

ん?姐さんそこちょっと
危ないですよ。

 

なぎろぐ 凪

聞いてんのー!白黒ーっ!

ハイ、ペンくんペンくん♪

 

ふんふふんふ♪
もっかいもっかい♪

 

なぎろぐ 凪

だからぁーっ!

あたし可哀想なんだからぁ!
ずっとお留守番なんだからぁ!
おかーさんと会えてないんだからぁ!

 

なぎろぐ 凪

わっしょーーーーーーい♪

ちょっとーっ!聞きなさぁーいっ!!

 

なぎろぐ

んもぉーう、

 

なぎろぐ

聞ぃぃいけぇぇぇええええーーーーー!!!

 

一方的にお怒り撒き散らすこむぎに対して
全く気が利かないしれっしれの凪子。

笑っちゃうほどの噛み合わなさ。

 

なぎろぐ 凪

それでもこの天然さんが
はけ口になったおかげで、
エンプティ状態だったこむぎが
結構なところまで覇気回復。

凪は吠え立てられてもまるで動じないし、
ある意味でお役にも立てたし、なによりだ。