狂犬病の件。
- 2020.05.05
- 凪の体調
毎年、狂犬病の予防接種のことに触れると
非公開コメントを複数いただきます。
今年もアジソン病との兼ね合いを
心配してくださる方がいたのでそのお話を。
先代犬こたろうは薬の選択が
ちょいと難しい体質だった上に、
眼やら甲状腺やらに疾患もあり、
血管肉腫という大病をもったこともあって、
狂犬病の注射は受けさせたことがありません。
(最初の飼い主さんの時のことは知りません)
凪もフィラリア症かつ鞭虫症と
血管内も腸内も虫まみれの状態で迎えて
薬三昧の生活からスタートしたので、
狂犬病の注射についてもお伺いをたてたけど、
薬の組み合わせに問題はないとのことでした。
その後アジソン病を発症して
これまた薬まみれの一生が確定してしまい
複数(3箇所)の獣医師に相談したけど、
揃って薬同士の干渉はないとの判断でした。
アジソン病(副腎不全)は
体内で分泌できなくなったホルモンの
不足分を薬で補うだけの治療なので、
投薬管理でバランスさえ整えられれば
健常の子とおんなじです。
凪は整腸剤にしても抗生物質にしても
ホルモン補充薬にしても
とにかく薬に対する反応がよくて
ハッキリした副作用も出たことがないので、
そういった点も考慮してのことです。
ただ日本の狂犬病の発症率から考えても
個人的には正直その必要性を感じていないし、
接種リスクがゼロではないことからも
無理して打つことはないと思っています。
獣医さんたちも持病がある子に対しては
みなさんそのように言ってくれます。
凪は形ばかりだけど一応保護団体を
経由して引き出してもらった子なので、
契約上屋外ではダブルリードがお約束です。
(カラーとハーネスの併用)
オフリードで他犬と交流できる機会は
ドッグランの中くらいですから、
一族のみんなで集まろうとなると
会場によっては狂犬病とワクチンの証明
(もしくは猶予証明書)が必須です。
そんなこんなでうちの場合は
「一族のみんなと交流したい」という
凪と家族とのお楽しみを天秤にかけて
注射済票の取得を選択しています。
体調に問題がある時は注射も一族会も
どっちもNGになる可能性があるし、
なにがベストかわからないけれど、
今は今の暮らしの中でのベターを
という思いでこの決断をしています。
凪のことを身内のように
心配してくださっているみなさま、
いつもありがとうございます。
そうでしたか。
静かに熱く、そして親身に、
日々凪さんを見守る方が沢山おられるのですね。
おかげで(?)ちょっと込み入ったお話を伺うことができました。
ありがとうございました。
こたさん、凪さん共に病歴、既往症があるので、
あるじさんがそれぞれにこういう選択をしたという実例が
参考になる方もいらっしゃることでしょう。
本記事がそういった方々のお目に留まるといいなと思います。
言葉は悪いですが、おじー犬はクスリ漬け(!!)
狂犬病もワクチンもフィラリアも最後の年まで、
心臓も肝臓も甲状腺、その他諸々のお薬も最期のその日まで続けました。
それが良かったのか悪かったのかわかりません。
わからないけど未だに思い出してはアレコレ考えます。
きっとみなさん同じですよね。
考えて悩んで他人の意見も聞いてみて、
大切なうちの子にとって最善はなんなのか、
最終判断するのはやっぱり飼い主ですものね。
折角の機会だから、今そばに居るうちの子の
生活、食事、医療、改めて考えてみてもらえるといいですね。
生きていればこそ!ですからね。
なんてちょっと重い話にしてしまいましたが、
今日の凪さんはアレですか。例によって黒い子イヤーですか?(笑)
男の子のお節句の日なのにゴメンネ。
こたキャビンに北の極が上がってるから期待して待っててねー!(笑)
凪さん、あるじさん、こんにちは。
お部屋のクッションの上でのんびり過ごす凪さんの姿に乗せての、狂犬病の予防接種のお話。
まだワンさんと暮らしていない僕には、とても勉強になる上に、あるじさんの判断基準や考え方が、
なによりも動物と暮らす方の姿勢としてお手本になります。
僕もいつかの時のために、そういう姿勢な自分でいよう、と思います。
そして凪さん。クッションの上でのんびり、ウトウト気味だったのが、目ぱっちりになって、
さらにペロシからのあるじさんの方へ・・・という動き。
これは何か美味しそうなものがあったかな(笑)? 何か貰えたんやといいなー♪
こたさんキャビンは、端午の節句恒例のポコちゃん鯉のぼりですね!
構図?表情?質感?なんやろう(笑)毎年見るたびに、なんとも言えずいいなぁ♪ と思います(喜)
あるじさん、今日もありがとうございます。