ほぼこた話。

ほぼこた話。

みなさま、昨日・今日と
ご協力ありがとうございました。

現在進行形で不安の中にいる方のためにも
まだまだ経験談募集中ですが、
早速、百さんのままさんから
お礼コメントもいただいています。

 

なぎろぐ 凪

あたしもこたろうのこと振り返ってみたけど、
うちの場合は当時ほとんど選択肢が
なかったように思うなぁ。

血管肉腫の時はここで治療しなくちゃ
もう間に合わないって緊迫した状況で
即開腹手術の一択だったし。

歯の治療の時も症状が目に見える頃には
すでに重度の根尖膿瘍に至っていて
とにかく突き進むしかなかったし。

 

なぎろぐ 凪

結局こたろうには人生で何度も
長時間の大手術を経験させてしまったけれど、
いつもあいつの生命力に救われて、
前向きな気持ちばかりもらってた。

毎度乗り越えるべき壁がハッキリしていて
ここ耐え抜いたら健康体が待っていると
思えてしかたなかったんだよね。

 

なぎろぐ 凪

晩年だけかな。
あたしのエゴで無理させたのは。

それまではどんどん荒波が襲って来ても
諦めずに漕ぎ続けたら港に着くと思えたけど、
あの時はこれが最後の嵐だってわかってたから。
手止めたら終わるって感じてたからな。

こたろうはもういいよって言うんだけど、
自分からは点滴通院やめられなかった。

 

なぎろぐ 凪

無理させてるってわかってたけど、
それでも後悔はしていないんだ。

生きるのに最低限必要な水分を
補給するための皮下点滴だったし、
こたろうの残りの時間に
あたしの選択が影響するのが嫌でね。

もうあたしはこのままでいるから、
逝くタイミングはこたろうが
自分で決めなさいと言い続けてて、
ある朝、予約時間が来る前に逝ったの。

心を落ち着けてから予約取り消しの
電話できちゃうくらいの余裕を見て。

 

なぎろぐ 凪

脳障害の歩け歩けを無理に止めると
発狂しちゃうから、体に触るの
ずっと我慢して控えてたけど、
通院の時だけは唯一こたろうを
抱き上げる理由づけができてね、

1日1回あたしにとっては本当に
貴重な時間だったんだよねぇ。

くったりと軽くて柔らかくてねぇ。
あー泣ける。

こたケツ恋しいねぇ。

 

なぎろぐ 凪

凪のアジソン発症は緊迫感あったけど、
事前の自分の行動がうまく噛み合ってたから、
大丈夫。これはたぶん流れ掴んでいる。
最悪の事態にはならないって自信があって。

凪の弱僧っぷりが心配だっただけで
命さえあればあとはなんとかするって
強気だった。

 

なぎろぐ 凪

あたしがうろたえるのは
きっとこれからなんだと思う。

凪はおそらく近親交配だろうから
なにかしら問題が出るだろう。

すでにホルモン系出ちゃったし。
難病持ちになってしまったし。

フィラリア強陽性だった時期の負荷も
老いてから影響出てくると思う。
心臓とか呼吸器とか血管の質とか。

その時あたしは上手に凪の希みを
汲み取ってやれないかもしれないけど、

凪のための最善を考えて悩んで悩んで
悩み続けて結論出ないままお別れしようとも、
とにかくひたすら凪を想おうと決めてます。

少々チョイス間違っても
それで許してもらおうと企んでます。

 

みんな。とにかくなんか、がんばろう。

 

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