道案内

学生の頃、切符の買い方・電車の乗り継ぎ方を聞かれることが多かった。すごく焦ってせかせか歩いているのに、なぜか選んだように声をかけてくる。外国の方がとにかく多かった。聞き取れません。喋れません。バリバリの日本人です。ほわい?わたし?と嫌になるくらいの時期もあったくらい。今はほとんど電車に乗らないので、そんな場面も少なくなったが、最近は道を聞かれることが多い気がする。こたろうの散歩中が多いので、犬連れ=近所の人という認識なのだろうが、それにしても多い。
今回はスーツ姿のサラリーマン風のおにいさんに道案内。プリントアウトされた地図を手に「すみません。もうこの辺のようなきがするんですけどー・・・」と眉をハの字にして近づいて来た。「んーそうですね、この辺のお店探してます?なんてお店ですか?」「○○○です」「あぁ○○○さんならこのまま行ってすぐ左手に黒い電飾看板見えてきます」といった瞬間(今日やってない気が…)とよぎる。「すぐですか。そうですか♪ありがとうございます」とペコっと頭を下げながらにこやかに歩き出すおにいさん。このまま同じ方向に行ったらこのおにいさんバツの悪い思いするかも知れないという予感がしたので、方向転換して散歩再開。ばいばい、おにいさん。検討を祈る。
しばらくすると明らかにまっしぐらにこちらに向かってくるお勤め帰り風二人組。OL風おねいさんが「すいませーん。この辺に□□□□ってありません?」と携帯の画面を見ながら声をかけてきた。「あ、□□□□なくなっちゃいました。ここの更地がその場所です」たぶん情報更新されていないナビ画面で目指して来たんだろうな。わざわざ地下鉄に乗って来たっぽい。残念、カップルさん、この辺再開発前でなんもないよ、今。

20071026.jpg帰りしな○○○の前を通ってみた。電気ついてない。もちろんおにいさんもお食事してそうにない。本日の皆さんは残念続きだ。予定してたごはん食べれないとがっくしだろうね。しかもわざわざ探してまで来たならなおさらイラっとくるだろうね。御愁傷様でございます。

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