こたろうに触れなくなって半年。
めっきりオキシトシン不足。
できることなら手の感覚だけ
望むところまで飛んで行って、
こたろうのおケツに届かないかなと思う。
もみもみ。
今日はこたろうの月命日。早くも6回目。
ついでに世間はバレンタイン。
結局こうなった。おチヨさん盛り盛り。
いつものカバヤ苺と珍しくオレオ。
そしてメインは、えーと、コレなんだろう。
ブラウニー違うし、なんて言うのかな、
とにかく蒸しチョコ的な。
サレた言い方するとベイクドショコラかな。
もちろんだけど、手作りではないよ。
ちなみにあたしの分もある。
土曜の新聞タイムがくふふな感じに。
しっとりどっしり重ためだけど、
ちょいと苦めがおいしかった。
ほんとにこたさんのお口まで
届いたらいーのになー。
晩ごはんは若鶏のすていき。
ハッピーバレンタインな方はいたかしら？
あるろぐは大人な方が多い気がするから
どーだろね。概ねスルーかね。あははー。
寒中見舞いを送った相手から
達筆なお手紙が届いた。
あるこたが共に大好きだった
大阪のあの部屋のオーナーさまから。
人の数より犬猫の方が多い
小振りなマンション。
オーナー夫婦が経営されている
ごはんやさんも常連のワンニャン達が、
カバーをされた椅子の上で当たり前に
くつろぐような店だった。
あたしは大家のおとーさんをマスター、
おかーさんをママさんと呼んでいた。
いつもベランダの上下でこたろうの
けたたましい挨拶を受け止めてくれていた
先輩ワンコのPちゃんもこたろうより
少し先にお空に向かったそう。泣ける。
こたろうちゃんはすごく幸せだったでしょう。
そう書いてあって、またまた泣ける。
こたろうが血管肉腫に打ち勝てたのは
あの時あの街であの人達がいる中で
暮らせたからじゃないかと本気で思う。
たぶんこたろうが一番好きな部屋だった。
さて、今日は少しまともな昼メシ。
撮るならも少しマシに盛れ。
と、いつもあとで思う。
わしゃわしゃザパーンって、
いつもの調子で流し盛り。
悲しいかなひとり暮らしってのは
そこらへんが雑になるんだよね。
こたろうにもママさんの手紙読ませてます。
それではみなさま、よい週末を。
少し忙しくて更新休もうかと思ったけれど、
なんとなく思い立って、以前書いたものの
公開しなかった記事をアップしてみます。
こたろうの異変に気づいたのは
去年の2月頃だった。
こたろうは何も伝えて来ないし、
いつも通りモリモリ食べて出して
歩いて遊んで寝て笑ってる。
だけどなにかどこかが違う。
いくらあたしがこたろうの調子が
おかしい気がすると言っても、
家族からも友人からも仲間からも
「心配し過ぎ」とだけ返ってきた。
その後何度か通院もして、
別々の先生に訴えてみたけれど、
誰もピンときていないようだった。
散歩に行っても、病院に行っても、
こたろうはなんでもないよと平静を装うし、
その時期はまだあたしもどこがどうと
明確に説明することは出来なかった。
だぶん目のあたりと思っていたけど、
元々PRA（進行性網膜萎縮）があって、
そこらは毎回時間をかけて検査されるし、
今となっては的外れな処置にも当時は
そうか大したことはないのかと納得できた。
これまでの我慢とはちょっと違う、
こたろうのなんだか演じるような、
ひた隠しにするような態度は気がかりだったけど、
それ以外は確かに変わらず元気だった。
年明けから本格的に始めた部屋探し。
次こそはこたろうの終の住処だと、
その後そこで自分が長く暮らせるようにと、
期限を決めずにじっくり時間をかけて
探すつもりだったけど、実際は早々に決めた。
半年前から目をつけていたこの建物。
しかも角部屋に空きが出た。
内見当時はリフォーム工事の真っ最中。
増税前の駆け込みで職人の手が回らず、
入居までの待ちは長かったけれど、
年度末だし、ゆっくり準備ができて
むしろ丁度いいやくらいに思ってた。
こたろうの不調が気のせいではないと
思うようになった頃、ようやくの引っ越し。
こたろう13才の誕生日プレゼント。
これで最後にするからねと強行した。
前回のように離ればなれになる夜もなく、
自転車の前カゴに乗って鼻歌まじりの転居。
桜の花が散り終わるころだった。
こたろうはまだまだ若い。
きっとこれまでみたいにケロッと
元気を取り戻すに違いないという希望と
今回はマジかも知れないという不安が
あの頃から入り交じっていたように思う。
もしかすると、つづく。（次期未定）
月命日にはお餅を焼いた。
最後のふたつをふたりで分け分け。
あたしはいつもの磯辺焼き。
こたさんはサイコロ餅を甘辛な味付けで。
臼と杵で正しくついたお餅は
今年もおいしゅうございました。
ごちそうさまでした。
連日のこたロス更新を
見にきてくれたみなさん。
ポチやコメントくれたみなさん。
ありがとうございました。
あたしや家族はまぁ当然なのだけど、
いまだにたくさんの人がこうして
こたろうのこと思い出してくれたり、
想ってくれたり、一緒に涙してくれたり、
そういうことが正直少し不思議。
こた♂ろぐを見てくれたみなさんに
ご要望いただいてスタートしたあるろぐ。
当初は突然時が止まってしまう寂しさや
こたろうの思い出話、形見分けの行方、
人生最大の喪失感を味わったあるじが
どう落ちてしまうのものかなど、
興味や心配があっただろうから
もちろんわかるんだけど。
自分だったらこんなつまらない
他人のひとり暮らしブログ、
読み続けるかなぁ。
こたろうに関して新たな展開はないし、
世の中にはこたろうの遥か上をゆく
美形ダックスさんはいっぱい居るし、
魅力ある進行形ブログだって山程あるだろう。
確かにこたろうも庶民的で手頃な
イケメンだったとあたしも思うけど。
でもこれを世界一だと言い切るのは
やっぱりあたしだけだろうから。
やらせ泡のせ濡れ男。宇宙一。
あたしはあるろぐを
いつまで続けるんだろう。
今後あたしの生活には
どんな変化が起きるんだろうか。
老化、通院ネタばかりじゃないと
いいけどなぁ。
び、微妙だ。
さて切り替えて、今日はこんな天気。
窓は真っ白で空も見えない。
でもこの高めの湿度が
ちょっとほっこりもする。
仕事日なんだけど、
どうも眠気を誘うんだなぁ。
引っ越しで埋もれていた
サーモ君を掘り起こしてみたり、
譲ってもらったドリッパーで
コーヒーを入れてみたり。
地味に過ごしてます。
とにもかくにもいつもありがとう。
飽きるまで、冷めるまで、しばらく
おつき合いよろしくお願いします。
年末にベイマックス（ディズニー映画）
観に行ったってちらっと書いた。
あるじプレゼンツで4人前。えへん。
なーんて実はハッピーマンデーで
思いの外安かったんだけどね。
その前に上映された短編アニメがねー、
なんかたまんなくてねー。
あたしったら、
まだ本編始まってもないのにほろほろ。
これこれ。愛犬とごちそう。↓公式動画。
ーーーーー（削除）
うーん、かわい。
こんなジャンクフードばっか食べさせてっ！
とかそんな野暮は無しね。
本編ももちろんよかった。
ストーリーは王道中の王道で
奇をてらった展開とかないんだけど、
それがよかった。
定番で古典的でどこまでもオーソドックスで
わかりやすく世代問わないほんわかネタで
孫も大人もおばーちゃんもみんな一緒に
あったかいやつ。
映画はどうしても時間の枠があるから、
やや急いた印象は否めないけど、
ちゃんとあったまった。
あるじ姪がいなかったらなかなか
アニメ観に映画館までは行かないけれど、
そのうちテレビで放映されたら
きっと観ると思ってたのでよかった。
街や背景の細かな作り込みもよかった。
ベイマックス。↓公式動画。
ーーーーー（削除）
こたろう、もう大丈夫だよ。
この夏この言葉を何度も口にしてきた者として
泣かずにはいられない映画だった。
こたろうはあたしのベイマックスだったんだなぁ。
あたしはこたろうのベイマックスに
なりたかったんだなぁ。
観てない人、観る気ない人ごめんね。
なんかこの思いを記録して
おきたくなっちゃったんだよねぇ。
テレビ放映されたら
愛犬さん撫でながらぜひ観てみてね。
今日こたろうにすごーくよくしてくれた
八百屋のおとーさんのところに行った。
こたさん癌になっちゃったんだよって
カンガルーポッケで知らせに行ってから半年ぶり。
犬は？って聞かれた。
あれ？こたろういないのにわかるんだー。
すぐわかった。覚えてるよ。
逝ってしまったことを伝えると、
そうかぁ、寂しいだろう。そうだよなぁ。
大事なもんだもんなぁとしみじみ言っていた。
ありがとう。ここにもこたろうのいい思い出があるね。
今こたろうにおとーさんとこのアイコとおみかんをお供え中。
今年最後の更新は
こた♂ろぐ（ほぼ）未掲載の
冬休みの過去こたで締めようと思う。
近所のネギ畑にお邪魔するこたろう。
あるじ父の芝で跳ねるこたろう。
おこたでまったりなこたろう。
大好きだった実家の毛布になじむこたろう。
ちなみにあたしは今回の帰省も
これで寝ています。
あるじ姉妹の膝でお昼寝のこむこた兄妹。
どれも幸せな冬の思い出です。
さて、みなさま。
今年1年は本当に深い意味で、
大変大変お世話になりました。
大事な大事なこたろうの
ラストイヤーが終わります。
こた♂ろぐからあるろぐ。に場所を変えて、
どう過ごせばいいかまだまだ彷徨い中ですが、
来年もどうにか更新を継続していければ
いいなと思っています。
引き続きお付き合いの程よろしくお願いします。
みんな、ありがとう。
それでは、よいお年を！
形見分けとしょんぼりは
ぜんぜん連動してないのですよー。
あのイベントに関しては2日も経てば
もうスッキリしたもんです。
どれもこれも胸まわりが薄汚れて
色褪せてたセーター達。
引き継いでくれたふたりには大事にせず、
気兼ねなく使ってもらいたいものです。
それにうちにはあるじ母がいますからね。
欲しければまたいつでも編めまっせの
ははーがいるのですから。
そういうことよりむしろもっとずっと
小さな事で思い出すんだよな。
こたろうが減らさなくなってから
トイレットペーパーの購入は
まだ2回目だなぁとか。
こたぺ（こたろう用ロールペーパー）って
呼んでた頃はもっとずっと早いサイクルで
補充してた気がするなーとか。
そんなものすごくちっさいことで、
ふとスイッチ押されてしまう。
お風呂入んのもいまだにダメ。
こたろうから目を離したくなくて、
浴室に行くのが嫌で嫌で仕方なかった
あの時の思いが甦るから。
当時は真夏の通院で汗だくな毎日だったのに、
3日に2回がいいとこだったな。
こたろうが完全に眠りに落ちてないと
発作が心配で離れられなかったから。
あたしの風呂中に逝ってしまうような
気の利かない子ではないと確信めいた
思いもあったけど、それでも無理だった。
とにかく嫌だった。
ここに越して来てもう8ヵ月にもなるのに
湯船に浸かったことはまだ2度しかない。
それも越してきたばかりの頃、
物珍しさから給湯器の仕様を試した2回。
あそこでゆっくりしたいとは思わない。
今でも嫌々浴室に向かってる。
そしてドライヤーする度に
温風をこたろうに向けたくなる。
ダメだねぇ。
あの存在感には勝てないねぇ。
あたしはある意味とても
幸せってことだねぇ。
毎日ごはん食べて寝て仕事して、
日常をちゃんと過ごしているよ。
それとこれとはなんか別なんだよね。
喜多方らうめんとカツとじ。
こたロスというよりこたろう中毒なあるじにポチ。
