凪の旅立ち方。
- 2021.11.19
- 凪
2021年11月6日。
この日が凪の命日になってしまった。
いつ生まれたか知らないから
享年はハッキリわからないけど、
まだまだシニアとは呼ばれたくない
年齢だったのではないかなぁ。
推定7歳とみてる。
憶測ではあるものの
近親交配であろう生い立ち、
脊椎の歪みから見る
成長期の劣悪な生育環境、
フィラリア症の罹患と放置、
恐怖の捕獲と極寒の収容生活、
その上アジソン病による投薬の日々。
心身への負荷条件が盛り沢山で
最初から満身創痍だった。
今年に入ったあたりから
毛が生え変わらなくなって、
夏の終わり頃からは
これまでの摂取カロリーでは
体重を維持しにくくなって。
必要なところに栄養を集中させようと
四つ足族が最初に切り捨てるのは
毛なり歯なりとも聞くし、
ここ数ヶ月食べても食べても
太れなかったのは肝機能だったか。
肝臓がやられるとものすごいスピードで
多臓器に影響が出るらしい。
凪は急性中の急性で、腎臓も消化器官も
そして心臓も半日で急停止だった。
そんな際きわの状態が迫っていたのに
最終日ギリギリまであんなにもニッコニコで
ごはんだおやっつだと穏やかな暮らしを
させてもらえたことは幸せでしかない。
凪はなにかしらの大きな力に
守られていたとしか思えない。
誰にどうお礼を言っていいか
わからんけども本当に感謝だ。
最期は腕の中で看取ってあげることが
できたらよかったのにと思う人が
いるかもしれない。
でもそういうことじゃないのよ。
明日を信じて託して、
明日を迎えるために全力を尽くすと
言ってくれる先生がいて、
一度三途の河を見学に行ったところを
救ってもらった実績があって、
そういうの全部わかったうえで
凪が選んだのだから。
凪は先生が部屋にいない隙を狙って
ケポンと吐血して逝ったらしい。
「個人的な意見ですが、凪ちゃんを
今夜任せてもらってよかったと思う」
そう言ってくれた先生。
その瞬間を自宅で迎えてしまえば
後悔しないわけがない。
後々その場所に気を取られたり
大きなトラウマになったかも。
あたしも完全に同意です。
もちろん口に出してはいないけど、
心の中ではこう思う。
先生はその瞬間席を外していたことを
申し訳なさそうにしてくれたけど、
凪がひとりきりで逝ったのは
あたしでないならば
他の誰もいらなかったのです。
勝手にそう思ってる。
あのコは最期まであたしのこと
特別扱いしてくれたはずよ。
なんて健気でかわいいヤツ。
おかげで先生のこと
恨めしくも羨ましくも
思わずに済んだわ。
凪せんきゅ。
現実の今日はもう11月19日。
二七日(ふたなのか)っていう日に
なるらしい。
お花が傷みはじめてきちゃったな。
もう10日以上会ってないんだもんな。
人の場合はこうして三七日・四七日・
五七日・六七日・七七日(四十九日)と
七日ごとにこの世の行いを供養しながら
カウントしていくもんなんだね。
でも犬には嘘も罪もないからな。
ただね、もうごはんもおやつも
あげられなくなっちゃったから
代わりに何度もお線香をあげています。
こたらふと別れてから
毎日の習慣になってはいたけど
急に対象が増えちゃって
なんだかせわしないです。
もう少し書きます。
あるじさん、こんにちは。
凪ちゃんの最期を教えてくれて、ありがとうございます。
勝手ながらひっかかっていたものが消えました。
最期せめて凪ちゃんのそばにいれたらよかったのに、が。
そして、目と鼻から際限なく水が出てきました。
再読してまた。
発作のように何かしらのタイミングでも。
目と鼻周りがかっさかさしてます。
こんなにも好きと思えて幸せです。
ありがとうございます。
思い出すと、
凪ちゃん初めましての時、
またあるじさんのブログが始まるとうれしかったと同時に、
凪ちゃんの足に毛が生えていなくて違和感を感じました。
栄養状態が良くなかったからでしょうか。
その後毛が生えた凪ちゃんはさらにかわいくて美しすぎて、
ごめんなさい、儚いと思ってしまいました。
いつごろだか、
散歩の途中老犬とあってうらやましいと書いたあるじさんを憶えています。
どうかあるじさんの願いが叶いますようにと思いながらも。
まとまりません、すいません。
凪ちゃんのおすそ分けをいただけた2015年2月からのこれまでに感謝しかありません。
また書きます。
凪さんとあるじさんの
ここ数週間の時間が
本当に駆け抜けるようで
なかなか追いつけなくて
NAGI♂LOGが止まってしまうって
寂しくて
気持ちが追いつけなくって。
お伺いしたことないのに
凪さん視線でみる
この空間がなんだか
愛おしくて。
こたさんのことも
なぎさんもことも
大好きになったのは
あるじさんが
こうして
つむいでくれたから。
フレームにおさまった
凪さんはやっぱり美しいですね。
いつまでも見ていたけれど
静かに時が止まったんだなって。
最後の最期まで
あるじさんを特別な存在って
思わせてくれた
凪さんは
やっぱり
神様からの贈り物
守り守られ
愛し愛され
特別な時間を
教えて下さって
ありがとうございます。
あるじ様
凪さんの最期の様子をお知らせくださり、
ありがとうございます。
気になっていました。
凪さん、あるじ様に
たくさんの愛情をもらって
全力で駆け抜けたのですね。
最後まで普通に生活して、
可愛らしい姿をあるじ様やブログファンの
私達に
見せてくれて…
凪ろぐの更新、無理なさらず
でも思いのままを綴ってくださいね。
凪さんを思いながら、必ず読みます。
ただの読者ですがなんとなく凪さんは犬生の楽しいことだけをあるじさんと過ごすために来たのかな?って思いました。
辛い犬生は存分あるじさんと出会う前にしてきたから。
ご褒美タイムだったんだと思います。
幸せだったと思います。
出来ればあるログ希望します( ߹꒳߹ )
あるじさん、こんばんは。
凪ちゃんがあるじさんと出会うまでは、壮絶な状況だったんですよね。
最初は、人の手が苦手で、でも、少しずつ、家庭犬になっていく様をみるのが、ホントに楽しかった。
急に幕が降ろされるとは、想定外でしたが、これが凪ちゃんの筋書きで、ひとりで旅立つとは実に男前でしたね。
しっかりそれを受け止めているあるじさんもすごいなあ。
私には、出来るだろうか。と不安になってます。
あるじさん、おつかれも出る頃かと思います。
ゆっくり休める時は休んで下さいね。
凪さんの旅立ちの様子をありがとうございます。
そうですか…
病院でのわずかなひとりの時を狙って逝ったんですね。
急変していく自身の身体にもがき戸惑いつつも、
凪さんはその時を選び、待っていたんですね。
凪さんはイケメン故にいつもシュッとしたお顔をしていたし、
お散歩わっしょい以外は物静かなイメージがあったけど、
それは何も知らない私の勝手な思い込みで、
本当は誰よりも熱くて重い愛情を
あるじさんにだけ注ぎ続けていたんですね。
たぶん凪さんが人に感じた最初で最後の愛情。
毎日少しずつ積み重ねていた特別な感情。
凪さん、重いよ。激重だよ。
あるじさんじゃなきゃ受け止めきれないよ。
凪さん、あるじさんを選んで正解だったね。
その思いを共有できるのは
きっとこたさんだけだと思うから、
二人してそちらでみんなに自慢しちゃって下さい。
あるじさんももう少しと言わずにどんどん自慢して下さい。
場所を変えてもいい、
そう言えばこんな事が…と思い出した時でもいい、
またお話聞かせて下さい。待ってます。
あるじさん、こんばんは!!
今日は凪くんカップで東京ボルシチとゴディバチョコ2個をはんぶんこして食べました。お肉も入ってて美味しかったです。
美味しいね♪ってね。って、カップを割れない様に気を付けて洗うプレッシャーがあるんです。。。
ワンコは、見てるって言いますよね。この人は、自分の死に直面しても、前を向いていける人と立ち直れ無い人
ウチの長男坊は、病院の酸素室で急変し、死に目には会えませんでした。次男坊は、もう家で看取りをした方が良いと先生に言われ酸素室を借りて、肺水腫で水を抜くのに病院に通いながら看取りました。本当に❝僕もう行くね❞って、のびのびして、どうしたの?ってびっくりしてたら、魂が抜ける様に息を引き取りました。三男坊は、その日の朝病院に行って治療してきたのに、午後になってから、呼吸が早くなり、そっこう病院に電話したら、今日か明日だねと言われ、レンタル酸素を借りようと思って電話したけど営業時間終了してて、明日電話して楽になるからね。ナデナデして、夜中も何回も起きてナデナデして、朝を迎えました。朝の5:40にパッと目が覚めて、シリンジでお水をあげたら、アッ!!って言ってそのまま息を引き取りました。親孝行のつもりだったのかなぁ。。。って。朝だからまだ電話もしてないし、予約もしてないから、する前にと思って選んでくれたのかなぁ。。。って。と、言う事は私は最期を見せても大丈夫とみなされたって事ですよね。まだフタリ居るし。。。そのフタリも17歳、16歳 17歳のコは、先月CT検査をし、色々出てきました。全身麻酔で酸素濃度が上がってこず、手術はむりと言う事で免疫細胞療法を選びました。16歳のコも同じ位副腎に問題があるらしいのと、脾臓になにかあるらしいです。とりあえず、出来ることをしてあげなくてはと思ってます!!頑張ります。あるじさんの更新待ってますね。
あるじさん、こんばんは。
今日は月蝕です。
月も、凪ちゃんを偲んで欠けているみたい。
11/7の”お知らせ”でも、明日を信じて託したとあったので、あるじさんが状況を悔やまれていないと感じていたのですが、そうですか。
凪ちゃんは逝くとき、ひとりきりでいったのですね。
最後までなんて健気なんでしょう。
あー、また帰りの電車で泣いてしまいましたよ。
健気だなぁ。
こたさんとは違う別れの形ですが、健気さは同じですね。
あるじさん。
凪ちゃんもこたさんも最高かよ。
改めて、心からお悔やみ申し上げます。
あるじさん、更新ありがとうございます!
凪の最期、カッコいいです。男前です!
あるじさんも本当に強いと思います。
そりゃ、悲しくて哀しくて、まだまだ涙も出るよね。
でも、こうやってなきログ更新してくれて、気持ちの整理をつけようとして、受け入れようとしてる事、ほんとに強いです。
あるじさんが心の中で闘っている様子が見えるようです。
私もなぎログを拝見して、遠くから寄り添いたい思いです。
どうか、ご自愛ください。
あるじさんの愛、凪ちゃんの愛、こたちゃんの愛、お医者さんの愛、取り巻く皆さんの愛…愛で包まれてますね
やっぱり犬は分かってる。すごいな。かなわない。
凪さんだから。って思うことが出来るから、最後も納得させてもらえたんだろうな。
結局お世話係は、天国に行くまでのお手伝い係なんですよ。
一時預けてもらえたの。
あるじさんは、お世話係を任せてもらえたラッキーガールですよ。
もちろん私も。
泣けます…凪ちゃん本当えらかったよ。
そしてちゃんと凪ちゃんの死を理解してるというか、旅立ち方に、いろいろかんしゃしてるあるじさんも本当に素敵です。
凪さん、あるじさん、こんにちは。
凪さんの旅立ちのお話をありがとうございます。
さまざまな意味で、それが凪さんの筋書きだったんだな…と思えるお話です。
今日の記事、もう何度か読み返してるんですが、まだまだ何度も読んでしまいそうです。
やっぱり凪さんカッコいいな。
旅立ちまで男前。
そろそろそちらの暮らしにも慣れたかな?
新たな意味で先輩となったこたさんと、仲良く過ごしてはることでしょう。
どうかゆっくり、楽しくね。
あるじさん、今日もありがとうございます。
凪君壮絶な人生をへてあるじさんと
出会ったんですね
凪君ひとりで逝ったのはやっぱり
あるじさんの言う通り意味があると思います
トッポも主人や子供達は側にいたけど
私が少し離れた時にキャンと一言鳴いて
逝ってしまいました
ずっと側にいた私に最期の顔を見せてくれることなく
きっと何かトッポ的にはみせたくなかったんでしょうね
軽い気持ちで飼った訳ではないけれど
尊い経験が出来た事はよかったと思います
こたろう君の後あるじさん凄いな
と思ったけど今回も立派です
大切に送り出したのですから
なぎログはなくなっても
あるログで更新をお願いしたいです
読んでると
頑張ろうって力が湧いてくるので
今回も貴重なお話ありがとうございました