凪の11月6日。
- 2021.11.10
- 凪
11月6日昼前の凪。
これからしばらくは
目を離せなくなるかもしれない
今のうちに食べやすそうなものをと
買い出しに出かける。
昼過ぎに帰宅すると
激しい舞いこそないものの
おかえりーとトコトコ迎えてくれた。
よかった。ただいま凪。
でも一眼レフカメラを持つ
余裕があったのはここまで。
以降は変化と時刻の記録なので携帯画質。
15時すぎ。
急に動きが鈍くなり動物病院に電話。
飛び込みの事前連絡をして向かう。
待ち合いでもまた吐いた。
急性の症状なので、
このタイミングの血液検査では
体内で炎症が起こっていること以外
特定の臓器に異常がある様子など
ハッキリしたことは示してくれず。
ただアジソン関連の数値は
軒並み正常値だったので、
いつものでないことだけはわかる。
無抵抗で自分以外の腕に支えられて
診察台に乗っている無気力な凪を見て、
ああ凪との暮らしの残り時間は
もう年レベルではないのだなと
やけに静かに受け止めてしまったのは
この瞬間だったと思う。
ひとまず炎症、吐き気、栄養、水分、
なんやかんやの諸々を考慮した
皮下点滴を入れてもらい、
翌朝の点滴通院の予約をとって、
なにもできないまま帰る。
凪がアジソンを患った4年前に
こういう事態に迅速に対応しなければと
即行で買いに走った車。
いわば凪のための凪号。
普段ほとんど乗らないのに、
こんな時だけありがたがってごめん。
助かっているよありがとう。
最初は扉前がいいと言ったけど
そこでまた少し吐いてしまったので
片すために絨毯に移動させた。
体内で炎症を起こしていて
40度以上の熱があったからか
冷たい場所を求めているようで、
凪は自力であそこを選んだ。
凪にしてもこたろうにしても
深刻な不調の時はトイレ前。
これは我が家あるあるなのか?
上の写真は毛布とマットを
用意しながら撮った1枚。寝てる。
このあと立ち上がる気力も体力も
なくなって寝ながら吐いてしまい、
痙攣も起こし始めた。
だめだ。もう一度病院だ。
診療時間が終了した病院の
留守録にメッセージを入れて、
コールバックを待つ。
不定期に反射が起こる症状を
説明するために撮った動画。
(静かな映像だけど苦手な人は観ずに)
⇒11月6日 凪の動画(mov)
⇒11月6日 凪の動画(mp4)
すぐに電話を返してもらえたけど、
先生に変化を説明をしている最中に
完全にショック状態に陥って
激しい全身痙攣がおこる。
お口もあぐあぐ。
電話を持ったまま凪待て逝くなと
絶叫したような気がする。
すぐ連れてこられますか。
先生は行きましょうかとも
何度か言ってくれたけど
ここで出来ることは少ないはず。
いやなんとしても連れて行くと
電話を切ってぐらんぐらんの凪を
毛布ごと抱えて向かった。
凪号助けて助けて。
安全運転無事故無違反。
安全運転無事故無違反。
助けて助けて。
声に出てたな。
採血して午後の診療時との差を
確認すながら点滴をしてもらい、
当然ながら緊急入院となった。
今後の見通しの暗さなどは
共通認識としてあったけれど、
とにかく今の状態を落ち着かせて
治療に移行できるように全力を尽くす。
定期的に連絡します。
まず今夜一度電話しますと
聞いていたのだけど、
23時台の着信に胸騒ぎ。
呼吸が止まってしまいました。
すぐ迎えにいきます。
あんなにくにゃくにゃで行ったのに、
なにをしっかり締まって帰っとんねん。
もうもう。
凪は超絶弱虫でイヤなことは
絶対引き受けない。
がまんは辞書に載ってなくて
弱みも丸出しにしてくるコだから
前向きに闘病するなんてことは
ハナから考えてない。
でもなぁそれにしてもなぁ
あっさりし過ぎちゃいないかい。
なんかつらーいこれは無理ーって
逃げ足が早すぎるったらない。
だけどそれはそれで凪らしい。
凪の苦しみがほんの数時間だけで
ほんとよかった。それに尽きる。
急に置き去りにされたことは
ぜんぜん納得いってないけど、
つらい時間が半日もなかったことは
凪らしすぎて納得するしかない。
最期の日までいいもの産んで
毎日飽きずにかわいく美しく
痩せこける暇もないまま終われて
心底よかった。
ただそんな日はもっと先でよかったな。
あと5年10年先でよかったのに。
ダリ髭までこんな立派なままで。
マジかよ。
あるじさん、ご飯食べてますか?
凪さんはあるじさんから「凪」という名前をつけてもらってから、その名の通り、風がやみ穏やかな波の中で過ごした犬生だったと思います。
こたさんの時に、虹の橋で待ってなくてもいい、自由になってほしいって言ってたけど、こたなぎの2人はぜーったい待ってると思います。
私もね、待っててくれる子がいるのでそう信じたいんです。その子に頑張ったよって言える人生送りたいから今頑張ってます。
あるじさんも体を大事にね。ご飯しっかり食べてね。
落ち着いたら更新してね。ブログ辞めないでね。
今朝、私の住む町でとてもキレイな二重の虹が見えました。なぜだか、凪さんを思いました。
一読書で、あるじ様から伺い知る凪さんは名前の通り穏やかでほんわかしていて、天使のような子だと勝手に感じていました。
あるじ様の住む町とは遠く離れた場所ですが、ほんとにキレイな虹で、凪さんはやっぱり天使だったのかなぁと思いました。
突然の訃報から数日間、ずっと心がざわざわして苦しかったのですが、あるじ様から凪さんの最後の様子を伺い知り、なんだか受け入れられた気がします。
私も要介護の愛犬がいます。大事に一緒の時間を過ごしたいと思います。
凪さん、ありがとう。
あるじさん
食べられてますか?寝られてますか?
皆さんと同様に勝手に心配しています。
凪号で病院へ急ぐ気持ち私の時もまったく同じでした。
凪さんの2日間を知るにつれ急変ではありながら
病状を見守り的確に判断しようと努めるあるじさんは
短い間に少しずつ受け入れざるしかなかったのかなと
心が痛いです。
我慢強く闘病して最期にあるじさんを見つめてさよならした
こたさんはあっぱれでした。
でもしんどい姿を長く見せることなくあっという間に逝ってしまった
凪さんもある意味あっぱれなのかな。自分でもびっくりしてるのかな。
あるじさんのもとで暮らした日々は凪さんに穏やかな時間を
もたらしてくれたから心配かけたくなかったのかな。
何をどう考えても悲しいのだけど凪さんはここにいるから
会いたくなったらまた可愛い姿、美しい姿、とびきりの笑顔を見に来たいと思います。
こたさんの時もそうだったし。いまでも遡って会いに行くし。
あるじさんの暖かい世界観と凪さんとの日々が好きです。
無理しないで凪さんとの毎日に想いを馳せてどうぞどうぞ御自愛ください。
あるじさん、6日の凪ちゃんの様子の報告ありがとうございます。
たしかに、凪ちゃんが苦しくて辛い時間が短かったことは、らしいといえばらしくて、よかったです。
ただ、残された方は辛いですよね。
実は、私も4月に、母を亡くしました。
軽い持病はあったものの、私より元気で1人で暮らしていました。
100まで生きると思っていましたので、これから、介護していくんだろうなと少しずつ覚悟も決めていたんですが、母は、介護すらさせてくれませんでした。
突然、私の中からいなくなって、亡くなったことの実感がまだないというか、なので、時々、ハッといないことを思い知らされることがあります。
もう少し、お世話して、いなくなることに対して受け止められたのかなと思います。
凪ちゃん、私たちも、受け止める覚悟の時間、欲しかったなあ。
それも、もう少し先、凪ちゃんが、かわいくてかっこいいおじー犬になってからね。
あるじさんおはようございます。
日に日に寂しさが込み上げてくると思います。まだ凪ちゃんとの思い出があっちこっちにいっぱいですよね。眠れてますか?ごはん食べれてますか?こたらふ君や凪君が心配してますよ。でも思い出と共にいっぱい泣いて吐き出してください。
保護犬として迎えられてから心開いていく凪ちゃんと温かく見守り続けるあるじさん大好きです。もう保護犬だと言われなければ相思相愛の凪ちゃんとあるじさんです。素敵です。
一読者として手を合わせさせてください。
凪ちゃんありがとうおつかれさまでした。
犬って飼い主の状態を分かってると思ってて。
自分がボロボロな姿になって、飼い主さんが『もうサヨナラで大丈夫だよ』って
覚悟を決められるまで頑張ってしまうと思ってます。
だからこたさんの時よりあるじさんは変化したんだろーなー。
と勝手に思ってます。
凪さんのサヨナラはあっぱれです。
文字を追うごとに胸が締め付けられ、
体が震えるほど鮮明な記録をありがとうございます。
既に事態を把握し、
刻々の変化を目の当たりにしていない私でも
携帯画像以降の経過は相当キツイです。
画像はウチの環境では観れませんでした。
凪さんが観るなって言ってるのかも…
そう思ってこのままにしておきます。
痛みをひた隠しにするこたさんとは真逆で、
凪さんはわかりやすいタイプだと以前から仰られていましたね。
持病を抱える凪さんには好都合だと思っていたのですが、
そんな思惑の遥か上を行く逃げ足の速さに
ただただ驚いています。
確かに辛い時間が短かったことは良かった。
でもホントそれだけ。それだけだよ凪さん。
凪さんがゆっくりおじーちゃんになる姿を
あるじさんに見せてあげたかった。
幼犬と暮らしたことのないあるじさんに
老犬の愛らしさを凪さんで感じて欲しかった。
私の勝手な期待だけど凪さんに叶えて欲しかった。
やっぱり早すぎだよ凪さん。。。
実は3週間前に私の父も急逝しました。
凪さんと同じ、
入院から半日経過した23時台に逝ってしまいました。
家族みんなが呆気にとられるほど急で、
離れて暮らして久しい私などは正直今でも実感がありません。
変わらず日常を生きる自分と、
この世に父がいないという事実を整理できないまま
凪さんの突然過ぎる訃報を目にしたので、本当に思考が停止しました。
今日のこの更新で少しあぁそうなんだな…と理解できた気がします。
あるじさん、まだまだお辛いところ
凪さんの最期の様子をお聞かせ頂きありがとうございました。
お心の赴くままご無理のないようご自愛下さいませ。
ほんとに旅立ってしまったのね。
こたろうくんのファイターっぷりとはえらい違いに心の準備がねぇ・・。
でもあるじさんの言う通りなぎっちらしいと私も思いました。そして辛い時間が短くて良かったです。神様がちゃんとそうしてくれてるのかもしれませんね。
直前までお散歩してて、幸せな時間のままで良かった。
なぎっちは、苦しいのに頑張る姿は似合わないもんね。
凪って名前のように、あるじさんのおうちに来て穏やかな犬生を送れてほんとに幸せだったと思います。家庭犬のとってもかわいいお顔になりました♪ありがとうね。
凪君のご冥福をお祈り致します
毎日拝見していたのに 私事で余裕がなくやっと訪問したら
呼吸が止まりそうになりました
痛い・辛いが長引くのは やはり心が痛むので
凪君にとっては苦しいが短い時間だったこと本当に同感致します
でもあるじさんにとってはとても急な事で
これからしんどいかと思われますが
どうかご自愛下さいませ
本当に急で急で いち読者としても心の整理がつきません
凪君早いよ 早すぎるよ
ただ本当にあるじさんの愛溢れる日々が
凪君の幸せであったことだけは確かで
これからの季節 おそばさんで微笑ましい姿を見たかったのに
悔しい 寂しい 悲しいです
凪君 こたらふ先輩と仲良くね
初対面はわっしょいかな
想像するだけで泣けてきちゃいます
あるじさん 暖かくして吐き出せるものはすべて吐き出して下さい
凪君今までたくさんありがとう
あるじさん。
更新ありがとうございます。
そうなんです。全然納得がいかなかったんです。
どうして、あんなにかわいい凪ちゃんが、突然起きなくなるのか。アジソン病等の既往症は認識していても、あまりにも急すぎる。
でも、経過が分かって、あるじさんの、凪ちゃんが苦しいのから逃げだしたのが凪ちゃんらしい、苦しい時間が短くて良かったという気持ちは、すごい悲しいけど分かります。
あるじさん。
11/6の凪ちゃんもすごくかわいいです。ダリもかわいい。
もっとずっとずっと先で良かったのに。
ありがとうございました。
こたくんのときから密かなファンで、写真や文章にこれまで何度も癒され、幸せな気分にさせてもらっています。急過ぎて言葉が見つかりません。あるじさんの言われるように辛い時期が短くて、我慢の時が少なくて良かったのかな…。あるじさんのおうちに来るまでたくさん我慢したんやろうな。あるじさんと幸せやったやろうな。もっともっと、あと少しでも一緒にいれたら良かったのにな…。うちには保護犬の10歳のダックスがいます。家族以外の人も犬も苦手なダックスですが、あるじさんのように慈しみ大切に暮らしていきます。あるじさんの書かれる文章に何度も元気をもらい励まされてきました。これからも、ゆっくりゆっくり元気でいてくださいね。これからもずっと応援しています。
なぎくん、お疲れ様でした。いろいろ病気があったけど、一生懸命生きたんだね。こたろうくんと会えたかな。仲良く遊んでいるといいな。こたろうくんのブログ時代から読ませていただいています。あるじさん、更新ありがとうございます。
あるじさん。
本当にしっかり最後まで、本当にしっかりと凪ちゃんと過ごしたんですね。
あるじさん、頑張りました。
今言うことではないと思うけど、言わせてください。
凪ちゃんは、あるじさんだからこれまで健やかに楽しく美味しく穏やかに過ごせたんだと思います。
あるじさんと一緒だったから、こんなこんちくしょーなアジソンと戦えたんだと思います。
本当にご苦労でした。
でもやっぱり、ここに集う皆さんも一緒だと思うけどもう少しだけ、いやできたらずーっと美しくて可愛い凪ちゃんを見ていたかった。
それは誰よりもあるじさんが1番思うことですよね。
空いてしまった場所を埋める事は出来ないけど、どうかご自愛くださいね。
ホントにもうっ! 凪ちゃんたら、こんなにさっさとこたさんに会いに行かなくてもいいのに。
こたさん、まだ早ーい!って言ってるよね。
優しいお兄ちゃんだから、きっと仲良くしてる事だと思います。
取り留めもなくてごめんなさい。
ワタシも心の整理がつきません。
あまりに急過ぎて、夢を見てる感じです。私がこんな感じなのだから
あるじさんは、もっと信じられないし、頭パニックだし、都合の良い様に現実逃避してる事と思います。
まだお家に居るのかなぁ?大分涼しくなって来たので、あるじさんが納得して送り出せるまで一緒に居たら良いと思います。
凪くん、有難う!!幸せな犬生だったね。あるじさんと共に歩いた年数、楽しかったよね。また一緒になれると良いね。
凪くん、先輩こたろふくんと共にあるじさんの事守ってあげてね。元気でね。バイバイ
あるじさん つらい報告 ありがとうございます
読ませてもらって 今 文字にできる事は
凪さんの急変に あるじさん 一人でよく頑張られましたね 胸が締め付けられます
とにかく 虹の空で凪さんのこれからが 穏やかである事を祈るばかりです 。
凪さんが まだまだ楽しい事経験できてない事をこたさんが きっと教えてくれると思います
あるじさん とにかく ご自愛下さいね
凪さん、あるじさん、こんばんは。
あるじさん、6日の凪さんの様子をありがとうございます。
・お昼前の凪さん、トレーナーかわいい。似合ってる。このショットだと普段の凪さんに見えます・・・。
・以降、おふたりの6日がどんな一日だったのかが、見ているようにわかります。
・凪号で丸くなってる凪さん。しんどいの替わってあげたい。
・気もそぞろになりそうで声に出して唱えながら運転するの、よくわかります。
・凪さんの苦しさやつらい時間が短く済んだのは、凪さんらしく、よかったことですよね。
・最後まで凪さんらしさ全開なのも凪さんらしい。
・ダリも結局そのままやなんて・・・。やっぱ早すぎるやん凪さん。マジかよ。
あるじさん、今日もありがとうございます。
お疲れ出ませんように。食べて休んでくださいね。しつこく念じております。
あるじさん、ブログ更新ありがとうございます。
凪さんの様子を振り返ることができて、一読者も少しずつ心の整理ができそうです。
凪さんのイラスト入りタンブラーは購入したまま眠ってましたが、なんとなく箱から出して使い始めました。
単なる一読者なのに、凪さんが急にいなくなってしまうのは、やはり寂しいですね。