わかってます。今からします。
しばしお待ちを。

急ぐ。急ぎますから。
そんな隙き間からプレッシャーをかけないでください。

はいはい、お待たせしてすみませんでしたっ。どうぞ。

はぁ〜て。まぁいいけど…

だからっ。ほんと悪かったって。
ちょっと夜更かししちゃったんだよ。
和室は冷えるし、布団は気持ちいいし、
起きれなかったんだよぉ。

ふぅ、あるじも腹減った。ごはんにしよ。

‥‥‥‥お昼‥‥ごはん‥です、ハイ。

うん。わかった。言っとく。
昨日のお礼をするため実家に電話。

あるじ父が出て「母は今ちょうど、
えり巻き（こた♂ろぐ）見てる」と。
話す前に、あるじ母はもう結果をご覧になっていた。

こたろうは何を着せてもかぶせても、
たいがい気づくと勝手に脱いでいる。

Tシャツは上から着せたのに上手に下へ脱いで、
後ろ足に引っ掛けていたり。
バンダナなんかは一瞬で吹き飛んでいるし、
かぶり物も”こんな感じ“に…。

そんなこたろうですが、
あるじ母の手編みは気に入ったようです。

ごはんを食べ終わると外す素振りどころか、
耳を振って首元にニットを集め、
ネックウォーマーとして活用しています。
1度外してみたけど、珍しくこたろうの方から
また首を出してきたので、昨日からずっとしっぱなし。

そんなわけで、あるじ母はこれの
洗い替えを作ってくれるらしい。
だけど、今は孫（あるじ姪）の何かを編んでいて、
その次は”こむぎ“のんで、
おまえのはその後だってさ。
こたろう、順番待ちだね。