こたろうは年々あるじから離れたところで
ひとりで過ごせる時間が長くなっています。
だけど、あるじが眠る時だけは
どういうわけか必ず一緒に寝ようとします。
朝寝・二度寝・昼寝・夜寝・うたた寝…布団・ソファ・床……
気づくといつもこたろうが添い寝しています。
起きている時は見えないところで
遊んでいたりするのになんでだろう。
やんちゃなガキも眠れば天使。
と同じ意味合いだったらちょっと傷つくなー。
狭い所にぐいぐい入ってきては、
懸命に寝返りをうち、ぷっふぅーと
でっかいため息まじりの鼻息を聞かせてくれる。
でもここはやっぱり狭すぎ。
あるじが押し出されてソファから落ちかけることすらある。
暑苦しくて床に降りると、焦ってついて来て
結局また並んで仰向けになっていたり…。
楽しいんだけど、嬉しいんだけど、
ニヤリとしてしまうんだけど、
なぜなんだろう。