こたロス」カテゴリーアーカイブ

脳の裏。

革ケア

脳裏をよぎる。
脳裏をかすめる。

あまり使わない言葉だけど、
最近になってよく体感してる。

脳の裏ってそこだったか。ってところを
こたろうが通りよるから。

目はしっかり画面を追っていて、
指はちゃんとキーボードを叩いている。

脳の表側では普通に仕事をしているのに、
脳の裏側をささっと一瞬横切られる。

そうするとはらはら涙が出てくる。

こたろうを知ってる取引先さんなんかに
労いの言葉なんかいただいてもすぐなる。

泣くと言うより次から次へと
勝手に落ちてくるだけなので、
もうキリがないからとそのまま放って
仕事をし続けてるんだけど、
気づくとデスクに水たまりができてて、

今ちょっと木の表面加工が
傷んできてる。あああー。

泣けると言えば、うちの家族も
ここを見にきては毎回泣いてるらしい。

あるじ母もあるじ姉も
コメント欄に差しかかるともうアウトで、
毎度ハンカチ必須だから、もうハナから
スタンバイしていると言っていた。

確かに実家のPC脇には
ガーゼのハンカチが2枚積んであった。

あるじ姪曰く、おかーさんのは
パソコンの引き出しにいつも入ってるよ。
だそうだ。

そーなんだよね。
自分の文章では泣かされないけど、
人の言葉はダメ。もうダメ。
泣けて泣けて。

昨日の話じゃないけど、
ここのコメント欄は書き手も読み手も
みんなお人がよろしくて、ぬくぬく。

ホントあったかくてありがたい。

こたんぽ無しでも越冬できそう。
いや、そいつはどうだろう。

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今日は久々に数ヶ月放置して
カッサカサになっていた
革のお手入れをしてみました。

 

ひと月。

ふれあ

実家でもこたろうのお水には
ふれあちゃん。わろてる。

14日こたろうの逝った時刻に
家族みんなで寝間着姿のまま
お線香を焚いた。

きのこ

芝が朝露できらんきらんの時刻。

こたろうが朝早くから庭に出て
あちこち足跡つけながら
歩きまわっている時刻。

お線香の煙がするすると
庭に向かって出てゆくのを
みんなでぼんやり眺めた。

父の庭

今年もあるじ父の庭は
相変わらずふっかふか。

こたろうももう少し
遊んでいけばよかったのに。

 

あたしはこたろうの粗相の残骸に
涙は出ないよ。瓶詰めにもしない。

なんとなしにめくったマットの下から
シミ付きのキッチンペーパーを見つけて嗅いで、
あ、やっぱりこたろうだ。って思って、
もう1回嗅いで、納得して、さようなら。

こたろうのごはんもドリンクも赤シャツも
こた♂ろぐに一番よく写ってた赤い首輪も
こむこた保育園用のY字リードも
10日もしないうちに里子に出した。

確かに頭頂部とか耳とか口とか肉球とか
あ”ーこた臭嗅ぎてーなぁーって思うけど、
それはもう叶わないわけだから、

ここに居ない本人より
大事にとっておきたいものはない。

あたしが大切だったのは「こたろう」。

実家用のこたろうの泡フォームは
持ち帰ってきたけどね。
家シャン派の誰かに使ってもらおう。

 

あたしはあれから1度
BIOを買ってみたんだけど、
なかなか食べることができずにいて、
昨日、賞味期限が切れた。

こむぎ

一昨日まで一緒だったのに、
今日またこむぎが来てくれた。

BIO

あるじ姉が食べ終えたBIOのカップを
こたろうのところに置いて帰って行った。

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支え。

あるろぐ。に移行する時に
どこかでポチしたいと言われて、
どうしたもんかと思いつつ、
せめて犬ブログに属そうと、
ちょっとマイナーな(失礼)
ペットロスカテゴリーに参加。

正確には「犬 思い出・ペットロス」。
犬 思い出。ならばいいかと思って。

そしたらまだ一巡(1週間)もしないうちに
上層の犬ブログどころか、
総合ランキングでも上位になってるよと
あるじ姉からメールが来て。

もはや何ブログでも関係ないんだね…って。

あたしは順位以上に
その根拠(みなさんの力)に驚いている。
こたろうファンってすげいなって。

こたろうに脳障害が出始めた頃から、
閲覧数が増えて、順位も一気に上がって、
これは同情票(もしくは見舞票)かねぇ。
あたしは特別なことしてないのに、
こたろうはそんなにぶっちぎりで
かわいそうな犬に見えてるのかぁ。
と思うこともがあった。

だけど、あるじ姉が
違うよ。みんなふたりに
いつかくる自分達の未来を重ねて、
見ずにはいられないんだよ。と言った。

そうかーと思った。

あたしはとにかく人に恵まれている。
バーチャルな世界でも、現実の世界でも。

あまりにこたろうバカだったせいか、
自分のまわりには「こたろう込み」で
あたしとつき合ってくれる人ばっかり。

こたろうで一緒に泣ける人ばっかり。

昨晩も近所のワンコ仲間さんが
立ち寄ってくれた。

こたろうにお線香を上げながら、
うちのがどんなにこたちゃんを探していることか。
という話を泣きながらしてくれた。

そして、これ食べなさいではなく、
職場の残り物もらってくれると助かります。
と言って、お弁当とラップにくるまれた
ケーキをみっつも置いていった。

お弁当

なんだかなぁ。粋だなぁ。

そして、今朝のメール。

昨晩はお邪魔しました。
帰ったらうちのがなぜか全速力で
部屋中をぐるぐる走り回って
しばらくおおはしゃぎ、大興奮でした。
見たこともない行動でびっくりしました。

久しぶりにこたちゃんに「会えて」、
嬉しいんだなぁと思いました。

犬達の友情も彼女の感性も、泣けるなー。

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今日社長からも
和歌山土産です。仕事の書類はなしです。
とラーメン(だけ)が届いた。

どうしたもんかなぁ。ありがたいなぁ。

 

片思い。

2014091101

まだ4週。
もう4週。

あたしは、もう4週。

あちこち片付けて、
たくさん処分して、
いろんな人に会って、
それなりに過ごしてきたはずなのに、
あーそう、あれからもう4週も
経っているのかという感じ。

確かにしばらくこたろうに
会ってないんだよなぁくらいの
ぼんやりした感覚。

あたしは過去のこたろうとの思い出には
どっぷり浸るし、がっつりすがるし、
名前を口にするだけでまだまだ
じゃんじゃんほろほろ泣ける。

今泣かずしていつ泣くって思う。

これからさらに落ちる部分があるだろうけど、
それでもやっぱりこたろうには
あたしごとこの世をまるっと忘れて、
なんの気がかりもなく楽しくやっててほしい。

想い出すのは残された側だけで
いいと思っている。

いろんなものを供えたりするのも
正直気を紛らわすための自己満足で
勝手にやってるだけだから、
届かなくていい。

区切りをつけてこの世を去ったこたろうに
忘れてくれるな。見守っていておくれ。
と救いを求める気持ちにはならない。

せっかくこたろうが長い時間をかけて
あたしをプラスに変えてくれたのだから、
それに恥じないように生きようとは思うけれど、

こたろうが心配してしまうとか、
だから頑張ろうとかは、無い。

むしろ今はこのヨレヨレが
実在する誰かの迷惑にならないように
気をつけるだけでいっぱいいっぱい。

でも家族や友人や社長が心配してくれたり、
世話を焼いたりしてくれることについては
迷惑をかけているとは思っていない。

ありがとう、助かるって思う。

甘えられるところは甘えるけれど、
今の能力の範囲内で
無理すべきところはするし、
頑張るべきところは頑張るし、
くじける結果にはしっかりくじけたい。

そうやって自分なりに、
なるようになっていこうと思う。

たとえ今の自分の姿が
こたろうには見えちゃっていても、
それは知らせてくれなくていい。

打てば響くような関係はもう無理だから、
今はおのおの一方通行同士でいたら
いいんじゃないかと思う。

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いろんな考え方があると思うし、
みんな違っていいと思うし、
共感できない言葉もあると思う。

今この程度のこたロスで済んでいるのは
最期にこたろうがあたしにだけ奇跡の1時間をくれて、
別れそのものに悔いがないからだろうから、
みんなはそれぞれが思うように
自由に発言してください。

こた♂ろぐ時代から思っていたけど、
ここのコメント欄に登場するみなさんは
いい人を演じるでも優しさを演出をするでもなく
ほんとに心のうつくしい人達ばかりですなぁ。

 

昨日の話。

月見だんご

月見た。
見る前から団子食べた。

当日賞味期限の月見だんご。
ひとりでこの量は相当厳しい。

でも、大丈夫。

お昼は焼きそばだよーと言って、
あるじ姉がやってきた。

こたろうがいなくなってから
あたしはなぜかキッチンに
立てなくなった。

誰かがいると全然平気なんだけど、
ひとりの時はどうしてもダメで、
調理はおろかコーヒーも入れにいけない。

だけど、そのよくわからない拒否感は
食欲とはちっとも連動していなくて、
ごはんはよく食べられる。

仕方がないので、これまで縁遠かった
調理要らずのものばかり食べている。

パンをかじったり、
出来合いのもので済ませたり。
あの揚げししゃもがいい例。

だけど、あたしは不慣れな
食生活が続くと不調に陥る体質。

それを知っているあるじ姉は、
どうにかまともなものを食べさせようと
ちょこちょこ協力してくれる。

先日は電話で、
はい、野菜切って。
はい、お肉焼いて。
はい、ごはんあっためて。
と遠隔で応援されて、
何やってんだあたしって言いながら、
久々に自分で晩ごはんを作った。

こたろうがいないとダメだったあるじは今、
姉がいないとダメな妹になっている。

ちょっと待ってね。

こたろうがいない世界を
全身がちゃんと受け止めるまで、
もうちょっとよろしくね。

こむぎ

こら!こむぎ!って

こむぎ

おこられたよー。

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更新作業。

こたろうの。

毎日のようにカメラを持ってこたろうを追い、
毎日のようにこた♂ろぐを更新していたのが、
あたしがこたろうと共に築いてきた日常。

ブログのタイトルも書く内容も変わったけれど、
いただくコメントもこたろうへのエールから
あるじへの労いの言葉に変わったけれど、
更新すること自体は無理しても頑張ってもいない。

こたろうが居る居ないの差は大きすぎて、
何をどうしたってそこは埋めようがないけれど、
こたろうの目に映っていたままの自分を
少しでも維持できていることが、むしろ救い。

思った以上に染み着いていたこの長年の習慣は、
なんにも手につかないザワザワした気持ちを
落ち着けてくれる大事な日課になっている。

ご心配くださるみなさま。
引き続き見守ってくださるみなさま。
ありがとうございます。

急にやりたくなくなってしまったこと、
出来なくなったこともまだまだ多くて、
すべてを立て直すには時間がかかりそうだけど、
今できることをこつこつやっています。

この更新はやろうと思えることのひとつですが、
今は一方的な発信がぎりぎりです。

人とやり取りする気力や
誰かを気遣う余裕のようなものは
ちょっとまだ取り戻せずにいます。

コメントへの返信やご要望への
応対ができずに申し訳ないですが、
しばしお時間ください。

いただくコメントは
とてもとても力になっています。
ポチもどうもありがとう。
感謝しています。

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家族や社長をはじめいろんな方に
ポチするとこなくなるの寂しいと
言ってもらって再参加してみましたが、
みなさんの力でおどろきの急上昇です。