これは先週金曜日の話。

水道屋さんが各部屋の水漏れ状態を
はじめて確認しに来た日。
地震以降の水漏れ状況を
全室を回って確認しているそうです。

急なことだったのでとりあえず
こたろうさんは寝室に居てもらいました。
ぶんぶん吠えてます。

うちは水漏れ被害ございませんが。
確かにそのようですね。
で、初日は終了。

これは翌土曜日の話。

まだ水漏れの原因が不明だからと、
この日は建材を傷つけない範囲で
CCDカメラを使って
キッチンやバスルームの床下を
少し念入りに調査。

結果、やっぱりうちの階の床下は
カラッカラに乾いていますね。
で終了。

どうやら「傷つけない範囲」では
見えない位置に損傷がある模様。
うーん、さらに根深いのか‥‥
やっかいそうだなぁ‥‥。

破損箇所の目処を立てるため、
この連休は給湯用のバルブをイチイチ閉めたり、
キッチンの流しを丸一日使わないようにしたり、
時間帯や場所ごとに湯水の使用制限をして過ごした。

そして連休明けの火曜日。

うっかりすっかり忘れていたこたろうさんのケージ。
引っ越しの時に処分したつもりになっていたけど、
そうでした。常時広げるスペースはないけれど、
一応連れて来ていたのでした。いざオープン。

この日は本格的な破損箇所の
調査と修理の日です。

あるじ母もあるじ姉も
「なんとか避難させてやりたいが」と
色々考えてくれたけど、
やはりガソリンが入手できず。

こたろうは工事当日あるじと一緒に
部屋の中で頑張ることになりました。

ご機嫌そうだがな、午後には君、
その中に閉じ込められてしまうのだよ。

なんにも知らないノン気さん。

すぐに破損が見つかって
チャチャっと直ることを祈ろうな。

ふむ。そこ乗る分には
抵抗ないみたいだな。

でも実際そん中に閉じ込めたら、
どんだけ泣き叫ぶことになるんかなぁ‥。
嫌いだったもんなぁ。
ストレスだろうなぁ
心配だなぁ。

さて、本番です。

誘導した当初は思いのほか静かでした。

が、水道屋さんが来てからはやはり大騒ぎ。

そのかたまりの中で、泣いて泣いて泣いてます。
爪が吹っ飛びそうなガリガリ音が聞こえて来ます。

しかーし、家中に木屑舞いまくり、
煙も焦げ臭いニオイも
充満しまくりの状況なので
いま出してはやれない。

耐えるんだこたろう。
待つんだこたろう。
頑張れこたろう。

結局床板剥がしはシステムキッチンに
隠れたところだけで済みました。

どうせならこの流れで、
朽ちたフローリングをぜーんぶ
張り替えてはくれまいかという
極めて甘く淡い期待は
泡と消えてゆきました。

しかし階下の水漏れは
ぴたりと止まったそうです。
なによりです。

ようやくケージから救出されたこたろうさん。

暴れに暴れて体毛は逆立ち、ボッサボサ。
ムキになり過ぎて目は充血、真っ赤っか。
数時間の間にかなりボロボロになってました。

とてもとても、お疲れさんでした。

でもまだ内装屋さんの手配が出来ていないようで、
流しの下は穴空き・継ぎはぎの応急手当のみ。
またもう一回工事かぁ。
こたろう in ケージ再び‥‥。

そしてひび割れた窓ガラスの方も
いったいいつ交換されるのだろう。ふぅ。