こたろうはいつも、
あるじが食事するところ
(キッチンでの立ち食い)を
じーっと見上げて監視する。
こたろうはいつも、
マンションのエレベーターに大興奮する。
そして、降りた途端に
帰りの「昇り」を心待ちにし、
速攻で散歩は終わる。
こたろうはいつも、
おもちゃをくわえてあるじを誘う。
そして、寄り切らないまま
遠くに置く。
こたろうはいつも、
届かないとこから「投げて♪」な顔をする。
そして「押して押して」と言われてはじめて
鼻先で寄せる。
こたろうはいつも、
投げても投げても同じことを繰り返す…。
「押して」は覚えられても、
自然に身に付きそうな「取ってきたら渡す」
という動作がサッパリなのはなんでなんだろう。
イチイチ間があっては
遊ぶテンションも下がりそうなものだが…。
投げて走って拾ったところでフリーズし、
ちゃんと取ったよ。だからあるじもっかい投げに
「こっち来て」という顔で待たれる日に比べれば、
全然マシな方だけど。
ちなみに取りに行ってはやりません。