雑記。

つい3日前は真夏日だったのに、
昨晩はさぶかった。

寒いの苦手なあるじさん。
ご自愛くださいね。なんて
みなさんに言ってもらっていたのに、

鼻出た。ずびずばだった。
すぐに葛根湯飲んだ。

あるじ家の思い込み三大薬のひとつ。

ひとつ目はあるじ父のロキソニン。
あちこち痛いイタいと言ってた時に
これは絶対薬だと信じ込ませたら、
魔法のように効いたらしく、その後も愛飲。

ふたつ目はあるじ母のセイロガン(糖衣)。
いつでもどこでもなにがあっても効くらしい。
外出するとすぐ調子を崩すので、常に鞄の中。
もはやお守りだと言っていた。

そしてみっつ目はあるじの葛根湯。
鼻がぐずったらとにかくかっこん。
ひき始めならこれで大丈夫と信じて疑わない。
ごはん食べて飲んで寝たら朝にはすーすー。

やっぱり今朝もすーすー。

てか、台風去ったら急に暑なったなー。
なにやら夏日越えだったみたいで、
我が家の窓全開生活も再開。ホクホク。

早速カーテン洗ってみたよ。

はかり犬

こたメシで長年活躍したはかりも
今やホコリをかぶり始めている。

つぶあん

お昼ごパン。

こんな袋物を食べちゃうと誰かさんに
すーはーさせたくなっちゃうねー。

日差し

真夏には差し込まなかった日差し。

こんなに深いところまで
日だまりができるようになってきた。

はぁ、真冬のぼっこ。
一緒に楽しみたかったなー。

あるろぐ。ランキングバナー

あるろぐ初の季節ものバナー。

 

あるこた。

あたしは「こたろう君のおかーさん」とか
「こたちゃんのママ」と呼ばれるのが苦手。

そもそも母になった覚えもないし、
こたろうのことを母感覚で
見たことがないから。

血管肉腫以降、この世の後半戦、
あたしはこたろうを最優先にしてきたけど、
育てたつもりも母性を感じたこともない。

あたしとこたろうは家族だったけど、
うちの子と表現することもあったけど、
決して親と子ではなかった。

対等を目指してたわけじゃないけど、
なんとなくお互いがそれぞれ自由に
したいことをしたいようにしていた。

あたしが外出しないのはこたろうに
留守番させるのが可哀相だからではなく、
単に家が好きだから、出不精だから、
ひとりで出かけるくらいならこたろうと
いつも通りにしとこーってだけだった。

結局1日なにをするでもなく、
こたろうはひとりで寝まくっていて、
あたしはひとりで画面ばかり見ていて、
やり取りするのは散歩とごはんの時くらい
なんて休日は数えきれないくらいある。

無意味に呼んだり撫でたり抱いたりする
習慣もなかったから、こたケア以外
あたしが自分からこたろうの身体に
触れるってことも少なかったと思う。

うちはこたろうが寄ってくる役で、
あたしがそれを受ける役回りだった。

仕事中も休憩中も就寝中も
こたろうが自分の都合でタイミングで
あたしのおケツに腹に足に脇の下に
勝手にくっついて勝手にのぼって
勝手にはまっていた。

こたろう

あたしは自分の体勢が辛ければ、
こたろうがどうこぼれようと好きに動くし、
ひざの上で気持ち良さそうに寝てるから
トイレにもいけない。なんて気遣いも
ほとんどしてこなかった。

それくらいがちょうど良かった。

疲れるから、汚れるから、危ないから、
面倒だから、他人の目があるから、
そんな理由でこたろうの好奇心を
邪魔するのも違うと思っていた。

エンドレスなプールも、地域猫との絡みも、
段ボールファイトも、買い物袋の確認も、
雷や雪への興味も、みんなそう。

いいよ、好きなだけやりな。と言うと
途端にキラッキラな顔になって、
それはそれは楽しそうだった。

見てるこっちの方が嬉しかったから、
これを対等というのもどうだろう。

こたろうはどんなに遊びたくても
散歩に行きたくてもおなかが空いてても
仕事の邪魔だけはしなかったし、

あたしがぶちぶち言ってたら、
困った顔で眉毛ハの時にしながら
傍で静かに聞いていてくれたし、

丸っとすべてを受け止めていたのは
こたろうの方だったんだろうな。

 

平常モードでなくなったこたろうと
向き合っていたあの期間の感覚への慣れと、
最後のひと月こたろうに無理をさせた
頑張らせ過ぎたという思いもあって、
あたしはしばらく居もしないこたろうに
気をつかってしまっていたらしい。

残ったドライが切れてからも、
自分は朝食を摂る習慣がないのに、
なにかしら朝のこたメシを用意してみたり、
自分の食事をこたろうに分け忘れたくらいで
あーあ。と思ってみたり。

だけど最近になって、
あれ?自分ってこんなんだったっけ?
って気づけるようになってきた。

朝イチにこたろうの水を変えるの忘れたり、
半日こたメシに供えるものがなかったりしても、
ああ、ごめんごめん。忘れとったわ。
あたしも食ってないんやし、そこはつき合えやー。
って言えるようになってきた。

そうだったそうだった。
長いことうちらこういう関係でやってきたわ。
そんな感覚が戻ってきた。

こたメシ

もしあたしのこと見えてたら、
こたろうかゆかっただろうなー。

いやぁ、らしくなかったわー。

 

おまけ。

こたキャビン

です。

あるろぐ。ランキングバナー

うわー、長なったー。

 

納骨。

こたキャビン

ちょっと気乗りしなかったけれど、
このままもっと冬めいてきたら
さらにやる気がなくなるだろうから、
早速、おほねさん用の小部屋をあけてみた。

ひとまずサイズ感を確認してみよう。

ジャストサイズ

いい具合。
まるで最初から決まってたみたいに。

だけど違う。

このキャビネットは
こたアイテムの格納を細かく計算して、
図面を送って作ってもらったもの。

ここはこたぺポットのための
スペースだったはず。

トイレットペーパーホルダーの扉が
まさかこんなに早く納骨堂になるとは。
いやはや。

ボンボンセーター

仕事椅子の上でこたろうがよく
抱きついていたおまくカバーを敷いて、
あるじがお気に入りだった
ボンボンセーターを着せてみた。

いいとか悪いとか知らんけど、
あたしがよければそれでいいのさ。

地震対策にこた毛の瓶詰めを
角かどに挿入してみたら、
これまた計算されたように、
これでもかとぴったしガッチリ
六角の骨壺入れを支えてくれた。

納骨

殺風景にならない程度に、
お仲間さんを足して納骨完了。

これでほこりケアは万全だけど、

お互い馴染むまで、
ここはまだちょっと、
開けとこうかね。

あるろぐ。ランキングバナー

 

毎日帳。

こたろうの収納は主に4箇所。

薬や褒美はキッチンの引き出し。
ごはんアイテムは給水所の上。
日常使いのものはキャビネットの中。
衣類はクローゼットの中に専用が1.5段分。

荒物と処分品はほとんど盆のうちに
片付け終わっているんだけど、
細かいものがまだちらほら残ってる。

こむぎが使うもの以外は
そろそろクローゼットにまとめていこう。

毎日帳

まずは最新のこたろう毎日帳を
過去の毎日帳と同じ場所へ。

毎日帳

毎年毎月毎日の記録が
整然と並ぶ毎日帳。

何年前のことでも、
こたろうが何キロだった、
こたろうが何食べた、
何回うんちょすした、シッコした、
何分散歩できた、みんな分かる。

最後のふた月だけは
1日1列の縦書きではおさまらなくて、
ごちゃごちゃな横書きになったけど、
それも大事な生き様記録。

2014年8月のページは
ぷっつり感が切ないから
今はちょっと載せないでおく。

サプリ

こたろうが飲み残したサプリ達。

と言ってもこれらは最後のあがきで、
別れの直前あたりに追加したもの。
結局飲んでもらう機会もなかった。

長年続けてた定番さん達はほとんど
こたろうが飲み切っていってくれたので、
この子らはあたしが引き継いで、
気が向いた時に少しずつ消費してる。

あるろぐ。ランキングバナー

我がの記録は文字もデータも
ほぼなんにも残さず生きてきたのに、
こたろう限定とは言え、よくもまぁ
こんなマメにやってこれたもんだと
あらためて自分自身に感心してる。

 

適所。

四十九日が過ぎた。

人間の場合ここらで納骨とかなのかな。

こたろうの遺骨はあたしのテリトリー外に
出すつもりはないので、
世間で言うところの「納骨」はしない。

傍に置き続けるのは
あまりよくないと言う人もいれば、
そのままが落ち着くならば気の済むまで、
そうしておいたらよいと言う人もいる。

あたしは完全に後者で、
そういうタイミングはそれぞれの気持ち次第、
個々の自由だと思っているけど、
あまり長いこと出しっ放しにしておくと
ホコリが入り込んでしまうという話を聞いた。

この場合の“ホコリ”というのは
言葉通りの塵的な「埃」だけではなく、
「いろんな(よろしくない)ものが」
という意味らしい。なーに?邪気とか?

そうかー。確かにこのままでは
言葉通りの方の「埃」も積もりがちだし、
なにせ骨壺って密閉されてないしね。

あたし的よからぬものに(←虫類とか)
勝手に侵入されても困るしなー。

てなわけで、近いうちにどうですか?
移ってみたりしますか?おほねさん。

うん。よし。しよう。納骨。

こたキャビンの上から
こたキャビンの扉の中あたりに。

いいね、近距離移転。

ただまだね、
キャビンの中が犬用品だらけでね。

最初にかなりザクザクさばいたんだけど、
こたぺ(こたろう用ロールペーパー)とか、
こたシーツ(今はこむシーツ)とか、
粗相アイテムとかケア用品とかボールとか、
フーリーとか襟巻きとか毎日帳とかとかとか。

まだ色々とね。
こりゃ気合いを入れて、週末だな。

あるろぐ。ランキングバナー

1年前の今日とか振り返ったら、
こたろうが段ボしてた。くくく。

こたろうの毛色、やっぱいいなぁ。

 

四十九日。

お茶

2014年10月1日。
こたろうの四十九日。

誰が決めたか、
世間的には区切りの日。

特になにをするわけでもないけれど、
朝イチにメールがあって、
昼前にはCがやってきた。

こたろうに海老せんべいを置いて
昼過ぎには帰っていった。

あるじ母

行き違いであるじ母もやってきて、
買い物袋を下ろして、お線香をあげて、
昼食づくりをはじめた。

こたメシ

本日のこたメシはタンメン。
召し上がり。

こたろうは今どうなっているのか。

この世を終えた途端に“無”になるのか、
どこか別のところに行くのか、
違う命として生きるのか、
あたしにはわからない。

誰になんと言われようとも
あたしには一生わからないことだ。

だけど、どれでもいいや。

わからない世界のことは
わからないままにしておこう。

とにかくあたしらは
この世に確かに存在した
あのこたろうを想って
まだまだじわじわ泣いとこう。

歯形シャツ

こたろうの歯形つきシャツ。へへ。

あるろぐ。ランキングバナー

 

活力。

昨日はしょーもない更新、
失礼しました。

どうもしてあげられない内容だから、
あたしが勝手に凹んでても意味ないんだけど、
最近ここのみんなに優しくされ過ぎて
感化されたのか、ついつい無駄に
考え過ぎちゃって落ちてました。

そんで、
あれーこんな時いつもどうしてたっけ。
って考えて、嗚呼これまではこたろうが
他人事みたいにひっくり返ってるの
眺めてるだけで立て直せていたんだ。
とか思い出して、また寂しくなって。

どんな時でもあたしの活力は
こたろうだったんだなー。って。

まさに負のループ。

あるじ姉には余裕がない時は
聞くだけ聞いて、流すの流すの。
って言われました。

こむぎ

あーい。

週末からワンコ仲間さん達にカレンダーの
お礼メールや電話をいくつももらって、
会話の中の「こたちゃんこたちゃん」とか、
自分が発する「こたろう」の響きに
いちいち涙目になっていたら、

あたし未だにこたちゃんって言う度に
うるうる来ちゃうのよねぇ。実は今も。って。

その言葉にまたやられたりしてる。

こむぎ

それはそうと、こむぎ。
ラグがヨレヨレになって来てるよ。

こむぎ

にーちゃんのハニコレ楽しいかい?

こむぎ

楽しいなら、よし。

あるろぐ。ランキングバナー

明日はもう四十九日だって。

たったこれっぽっちじゃ、
なんにも変わりゃあしないもんだな。