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早朝の異変。

なぎろぐ 凪

夜明け前、凪がむっくり
起き上がったことに気づく。

あ、これはいつものトイレじゃない。
きっと胃もたれしてるんだ。

と察して暗がりの中、
耳をダンボにして様子を伺う。

 

トイレの場合はすぅーっと
迷いなく部屋を出ていくけれど、
胸焼けの時はテレビのまわりとか、
サッシの隅とか、あちこち
ホコリや繊維を探して舐め回す。

 

つまりそれをきっかけに
吐きたいわけです。

猫さんの毛玉排出のようなものかな。

こたろうはこの行動なかったけど、
凪は毛量が多くてお腹に入るので、
たまーーーーーにする。

 

リビングからサーリサーリ舌の音と、
静かに歩き続けている足音が聞こえる。

やっぱり吐き待ちだな。

あたしは布団の中で待機。
凪のタイミングを邪魔してしまうので、
ここではまだ手助けには行かない。

 

足音が止まってしばらく待つと、
けぽん。

凪にはワンコ特有の腹の底から
ゲーゲーいわして全身波打つ感じが
全然なくって、ホント軽くケポン。

 

お、出たな出たなー。
とここでダッシュ。

もう一度食べて消し去るか否かと
ブツガン見でお悩み中のところに
割り込んでシッコシーツをパサ。

 

ハイハイハイハイ。
もったいなくないもったいなくない。
となだめながら、サヨーナラをする。

そいで凪のお口と床を拭いて、
お布団に誘ってもう一度寝る。

時刻 5:30。

 

今日は珍しく朝からお米を炊いて、
凪におじやをした。

 

馬肉トッピングをご機嫌で食べた。

 

今日の写真はあり合わせねー。
まったく無関係に進行したから
もう一回振り返ってみてねー。

 

凪の上手な毛玉吐きにポチありがとう。

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