2月17日。
センター見学から丸1年。
名も無き白黒犬との初対面から1年が経つ。
あの日は寒かった。
みぞれ舞う冬らしい日で、
センターの床はとんでもない冷たさだった。
わかりやすく積極的な子、
わかりやすくシャイな子、
わかりやすくおやつ目的な子、
わかりやすく人に興味のない子、
それぞれベクトルは違えど、
声なり動きなり視線なりで
なにかしらを発している子が多い中、
あの日の凪からはなんの熱も感じなかったなぁ。
ケージから出してもらって
隣に座ってもなーんに発しない。
自分の未来が変わる可能性や期待なんて
微塵もないもんだから、本当に冷め冷めで。
ハッキリわかるのは、対処の仕方が
わからない戸惑いと「触らないで」だけ。
それで余計に釘付けになった。
だからピンときたとか
運命を感じたなんてことは一切ない。
最初っから勝手な片想いだ。
「冷静になって考えます」とは言ったものの、
帰りの車中でもう決めてたなー。
ちばわんさんのセンターレポートより拝借。(2015年2月17日)
そんな冷め冷めがこんなになった。
人のもの(バナナ)編。
自分のもの(歯みがきガム)編。
焦らし過ぎると、最弱な弱り声と
教えていないおかわり(右手)が出ちゃう。
その上流れで、なんだかぶら下がっちゃう。
いやぁ、立派になったもんだよ。
1年。早い。短い。ようで長い。びっくり1年。
見方によっていろいろ。
だけどまだまだこたろうスイッチで、
毎度新鮮に泣けてしまうんだなー。
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