凪が凪になって早くも4ヵ月。
こたろうのここでの生活期間を
超えようとしている。
家族総出でこたろうの介護をするために
この広い部屋に引っ越したようなものだ。
しかし前の家であの状況になっていたら
とてもじゃないけど対応できなかったな。
この部屋は別れの場所として、
こたろうが選んでくれたのだ。
いやいや、違う。
今日は凪のめでたい日だった。
そういった話はまた別の機会に。
4ヵ月経ったけど、
まだできないこと。
お手。
ハナから勝手に伏せて待つため、
このコマンドをねじ込みようがなく、
教えていない。
ドライヤー。
よく洗面所を覗きにくるけど、
あるじがこれが使い始めると
逃げ帰ってゆく。
秋頃までにはどうにか
受け入れてもらわないといけない。
歯みがき。
指はどんだけ突っ込んでも平気。
なのに歯みがきシートとかガーゼとか
ちょっとなんか巻こうもんなら全力拒否。
生指しか受け入れてもらえないから、
歯茎の直マッサージと
歯石削りくらいしか出来ない。
ただ飲む噛む塗る系のデンタルケア用品が
上手く機能してくれているので、
歯は当初よりだいぶきれいになっている。
密着。
どーでもよくなるのは就寝中だけらしく、
寝てる間のうっかり以外は一切ない。
あるじがゴロゴロしていても、
少し距離をとった場所で横になる。
手が届く範囲にはなかなか来ない。
こちらから寄る分には避ける素振りもなく
好き放題モフモフされているのだけど、
あるじ自身もそういう興味が薄いので、
お互いそれぞれの定位置で過ごしている。
あ、でもそーだ。車中は超密着だ。
ウザいわってくらいの膝乗りだったわ。
足元でゆっくり休んでくれていいのに、
グラグラしながら必死で膝乗りだった。
おまけ1
無駄にデカいお気に入りの器。
買ってから1度も使ったことなかった。
昨晩大量の大根サラダを食ってやった。
それにしても無駄にデカい。デカ過ぎる。
おまけ2。4ヵ月記念の目覚め。
両手で横っ腹を押されながら、
凪の頭を無意識に鷲掴むという
不可思議なフォーメーション。
構図はリアルに描けたと思う。
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