今日、うち散歩なし。
24日ぶりの雨天中止。
凪は「散歩行こ」とハーネスを見せると
ややテンションが下がる。
ただ一旦歩き出してしまえば、
やっぱり外はそこそこ楽しいらしく、
よそワンに会わない限りご機嫌で歩く。
最近になって猫さんの魅力にも気づいたようで、
出くわす度にじいぃぃーーーっとガン見して、
周囲にちょっと笑われるくらい固まり続ける。
追うでも逃げるでも詰め寄るでもなく、
ただじっと見つめ合うあたりが、うちの子らしい。
嫌々散歩している感はまったくないけれど、
帰宅すると凪のテンションはぐっと上がる。
洗面台のシャワーで静かに静かに手足を洗って
ハイお疲れと野に放つとラグとマットがよれて
全部端に寄るくらい跳ねてすべって笑ってはしゃぐ。
わーい。散歩行ってきた！んでっ！
おうちおうちー♪おうち帰ってきたーっ♪てなもんだ。
最初は足洗いのストレスかと思ったけれど、
土足で駆け込んだ日も同じ調子だったので、
やっぱり我が家が嬉しいようだ。
色々成長したのは確かだけど、
外出に関してはまだまだそんな位置。
ひきこもり解消度6・7割ってところ。
だから雨の日は無理して行かない。
トイレも家派だからなんの問題もない。
ありがたいやら、物足りないやら。
「ぽ。」で両耳ピコーンってなるのは
もうちょっと先だろな。
だけど歩き方はもうだいぶ上手くなっていて、
明らかに「挙動不審な犬」でなくなったせいか、
最近声をかけられることが増えた。
個人的には困るけど、凪の社会性のためには
大事なことなので頑張って応対する。
犬飼い・元犬飼いの人にはよく
優しい性格が顔に出ていると言われる。
犬飼いじゃない犬好きさんには
半分こで珍しくてかわいいと言われる。
次になんて犬ですか？と聞かれる。
なにかが混じったボーダーコリーと答える。
散歩道ですれ違う程度だと、
だいだいこのあたりで会話は終わる。
エレベーター同乗クラスになると
その次になんて名前ですか？が来る。
「ナギ」と答えると、いつも「ん？」
必ず1度は聞き返される。
「ナギ」と言います。
マギ？マギーちゃん？
「ナギ」です。風止まる、夕凪の「凪」です。
あ、凪ちゃんね。凪ちゃん。
このやり取り、
いったい何度繰り広げたことか。
凪って名が犬っぽくないのかな。
このバリバリ洋犬な風貌に「凪」の響きが
すんなり耳に入らないだけかな。
それともやっぱり自分の発音の問題。。。
何度会っても、えーっとこの子の名前は
なんだったっけぇーという人も多い。
いいの、いいのよ。
マギでもヤギでもネギでもウナギでも。
呼び名は覚えられなくても、
この子の顔は絶対忘れないって
みんな言ってくれるもんねー。
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