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ごはん事情。

凪

凪のフードファイターへの期待値は
うちに来てひと月ほど経った頃がピークで、
そこからは右肩下がり。

センターのごはんをどうしていたかは
知らないけれど、うちに来た当初は
とにかくまぁなんでもいただきます。

食べるのはおっそいし、
食べ方もえらく下手だったけど、
もぐもぐもぐもぐ一生懸命食べてた。

数ヶ月かけて数々の試食してもらい、
凪の好みにも身体にも合った
ローテーションフードを探す旅。

凪は徐々に好みらしきものを見せ始めた。

食が進まないと眉毛八の字で弱り顔してみたり、
これは好き!とわかりやすくがっついてみたり。

好きか嫌いかはハッキリわかったけど、
その基準はサッパリわかんなかったなぁ。

これまで15種類以上の商品をそれぞれ
500g〜1.5kg消費する程度のスパンで試して、
リピート候補に上がったのは3・4種。

好みでないごはんの時はミルクを添えたり、
トッピングしたり、ウェットで和えたりして、
あれやこれや騙されごまかされながら、
なんとかどれも無駄にせず食べ切ってくれた。

その中で実際リピートしてベースフードに
認定したのが2種。たった2種。
ずっしりとしたルゥみたいなのと半生のと。

うちは最低でも1食2種類以上は
盛り込むことにしているので、
これではローテーションにもならない。

いっそ手作り食にしてやればいいのに
なんておっしゃる方もいるでしょう。

そう簡単にはいかないものなんですよ。

貧乏暇なし。通勤時間すら惜しんで
働くような人種にとっては。

とにもかくにも凪の味覚はやや繊細で、
その上どうもカラカラの水に浮くような
ドライフードは全般的に合わないらしく、
どでもこれも胃腸の調子が安定しなかった。

ベースフードの条件はみっつ。

納得のいく成分であること。
凪が好む味であること。
凪の体調が整うこと。

簡単そうでむずかしいね。

あとはアレルギーね。
凪は見るからにアレルギー持ちなんだけど、
病院で検査の相談したら、
まだまだ若齢だろうから今は勧めないって。

病的な症状が出てるわけじゃないし、
あまり若いうちからアレルゲンに
捕われ過ぎると、接種する食材の幅を
過剰に狭めてしまうことになるからって。

その通りだなと思ってやめてる。

 

実は今、どう工夫しても絶対によけて残す
半生フードにぶち当たっている。

ここ数日毎日こんな感じ。

初回1.5kgを気前よく食べ切ったので、
安心して追加購入したらこの有り様。

元はミルクや野菜スープに浸かってたり、
お肉系のウェットで和えてたりするんだけど、
きれーに避けてボウルの外においとくの。

似たようなもう1種の半生ごはんは
残さず片付いてるのに。

これはさすがにもう無理強いせんと
あきらめようかな。

食べ物捨てるの苦手だけど、
やっぱりごはんの時間は幸せでないとな。

もうごちそうさまか?

凪さんは、見た目の通り、名前の通り、
毎日静かに穏やかにマイペースで食事を楽しみ、
少々デリケートな消化活動を繰り返しています。

目指せ。最強タッグ。
絶対的な味覚音痴と強靭な胃腸。

うそうそ。
もちろん胃腸が強いのは素晴らしいことだけど、
高いも安いもなんでも同じように
美味しくいただく子は好みがわかりづらい。

これ好き、これ嫌いって意思表示されるなんて、
それはそれで興味深い。

真逆な経験も楽しいものです。

 

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