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初期健診。

凪

凪は2015年2月24日の晩に
我が家に初めて帰ってきた。

そして翌々26日に健診のため初通院。

まずはクレートに入れることに大苦戦。
だけど一旦入ってしまえば大人しく、
車酔いもなく静かに移動できた。

到着後、診察室に呼ばれてクレートから出る。
まず歩く様子などを見てもらって・・・・・。

そこから診察台に上がるまでが
予想以上の大バトル。凪の激しい抵抗で
診察室はガッチャガチャになった。

あるじと付き添ってくれたちばわんの
ボランティアさんは一度扉の外に出された。

処置用のワゴンや椅子ら全部バックヤードに出して、
院長と獣医師と看護士さんとの3人がかりで、
口輪や革グローブも総動員でやっとこさ捕獲。

あるじは扉の小窓から様子を見ていた。
ビチビチと逃げ出す大魚のように
もがいてもがいてあるじの目の高さくらいまで
宙に浮いたところでようやく観念した。

よく頑張った。よく戦った。ガッツ。

もう少し落ち着けるようになってから出直して。
他の病院だったらたぶんそう言われて帰される。

だけどここは保護犬がいかなるものかを
分かってくれているからと紹介してもらった病院。

凪のセンター収容の由来は「捕獲」だから、
きっとそういった気配がひどく怖いんだろう。

病院自体はじめてなのかも知れない。
何をされるかわからなくてパニックになる。

しかし、よくぞあそこまでつき合ってくれた。

だけど凪はいざ捕まってしまうと
これがまた拍子抜けするくらいに静か。

もちろん身体はガッチリかかえられて
固められてはいるんだけど、
処置自体にはまったく暴れない。

お尻に体温計がささっても、
ぷすっと2本分の採血をされても、
サクサク爪切りをされても、
とにかくシーン。無抵抗だった。

通院のルーティンに慣れさえすれば、
いつかなんとかなるんじゃないかと思った。

凪は診察室から出るなり、
行きにあれだけ嫌がったクレートに
進んでもぐり込んで小さくなっていた。

凪はフィラリア陽性。
仔虫だけでなくしっかり成虫も確認された。

これから何年かかけて陰性に持ち込むわけだけど、
成虫が寄生しているということは
少なからず心臓にダメージを受けている。

年を重ねてから感染の影響が出て来る可能性は
大いに考えられるけど、とにかく今はまず
症状が出る前に根絶することを目指そう。

問題は凪がコリー系である(だろう)こと。
フィラリアの治療に効果が高いと言われる
イベルメクチンにはリスクがある。

正直フィラリア陽性は想定内だったから
驚きはしないけど、どうしたもんかな。
なにを選択するのがいいのかな。

凪の遺伝子検査も視野に検討中。

明日2回目の通院があるので、
治療法についてよく聞いてきます。

それとね、凪の左目にもちょっと
気になってることがあるんだ。

続きはまたの機会に。

 

凪の明日の頑張りにポチお願いします。

あるじは犬の心配をするために人生を使う。

 

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